押井守監督の金字塔『GHOST IN THE SHELL』が30周年を迎え、4Kリマスター版がリバイバル上映決定!
日本のアニメーション界において大きな足跡を残してきた押井守監督の名作『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』が、公開から30年を迎えることを記念して、2025年10月31日(金)より全国84館でリバイバル上映されることが発表されました。今回の上映は、最新の技術である4Kリマスター版にて提供され、映像美が更に際立つ形で新たな体験を見せてくれることでしょう。
SFアニメーションの金字塔
『攻殻機動隊』は、士郎正宗の同名SFコミックを原作とし、押井守監督が手掛けたアニメ映画です。物語は西暦2029年を舞台に、高度に発展したネットワーク社会において多発するコンピューター犯罪に立ち向かう公安9課の活動を描いています。草薙素子とバトーというサイボーグたちの活躍が中心となり、人類と機械の関係、アイデンティティ、サイバー犯罪といったテーマを深く掘り下げています。
この作品は、ただのアニメーションに留まらず、海外でも大ヒットし、ラナ&リリー・ウォシャウスキー監督の『マトリックス』など、数多くの後続作品に影響を与えています。正にSFアニメーションの傑作として、多くのファンから支持され続けているのです。
30周年を祝う特別上映
今回のリバイバルは、Filmarks主催のリバイバル上映プロジェクトの一環として行われます。このプロジェクトは、過去の名作に新たな光を当て、映画文化を未来の世代へ伝えることを目的としています。『攻殻機動隊』のリバイバル上映に加え、押井守監督の他の作品である『機動警察パトレイバー 劇場版』や『機動警察パトレイバー2 the Movie』も連続で上映される予定です。押井ファンにとっては目が離せないイベントとなるでしょう。
特典として、オリジナルの入場者特典も用意されていますが、詳細については後日発表されるとのこと。特典を手に入れるチャンスがあるのは、映画館に足を運ぶ楽しみの一部です。
映画館情報とチケット販売
リバイバル上映は2025年10月31日(金)から2週間限定で、全国84館で行われる予定で、地域によっては順次上映劇場が追加される可能性もあります。チケットは一律1,600円で、各種サービスデーや割引サービスは適用されないため注意が必要です。
上映劇場の詳細は、公式X(@Filmarks_ticket)で随時発表されるので、事前のチェックをおすすめします。また、上映劇場によっては、2K上映になる場合もあるので、そちらもご確認ください。
最後に
押井守監督の『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』はアニメーションの枠を超えた作品であることは間違いありません。その魅力が4Kリマスター版として再び私たちの前に現れるこの機会、一人でも多くのファンが劇場でその世界観を体験してほしいものです。ぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか。