ゲームカットシーンの制作ノウハウを大公開
ゲームの魅力を引き立てるカットシーン。これまで謎に包まれていたその制作の裏側について、株式会社ボーンデジタルから新たにリリースされる書籍『ゲーム開発におけるカットシーンの作り方』が、2025年8月上旬に発売されます。この本は、ゲーム業界で豊富な経験を持つ著者、昇大祐氏が手がけた集大成であり、ゲーム開発者にとって必備のマニュアルです。
カットシーンの重要性と制作の流れ
カットシーンとは、ゲームプレイの合間に挿入される映像化された物語の一部で、プレイヤーに強い印象を与える重要な要素です。本書では、カットシーンの制作プロセスが詳細に解説されています。特に、絵コンテの作成から始まり、各種エフェクト、サウンドの統合、キャラモデルの準備状況まで、各プロセスでの重要事項やポイントが詳述されています。
実践的な内容が満載
新刊の目次を見ただけでもその内容の充実ぶりが伺えます。基本編から制作管理編、カットシーン制作フロー、さらにはクオリティアップに関する章まで、実践的な情報が詰まっています。このように、各段階での「手戻り」を減らすためのノウハウは、特にインディゲーム制作者や新たにカットシーン制作に挑戦する方にとって、有益です。
著者のバックグラウンド
昇大祐氏は、1976年に兵庫県西宮市に生まれ、アーケードゲームのデザイナーからスタートし、コンシューマゲームへの移植チームで活躍した経歴があります。その後、数多くの有名ゲームタイトルのカットシーン制作に関わり、技術を磨いてきました。これまでの経験を基にした本書は、彼が培ったノウハウが詰まったものになっています。
誰にでも役立つ内容
本書は、ゲーム開発者にとってだけでなく、カットシーン制作に興味があるすべての人に大変おすすめです。カットシーンの具体的な制作フローを理解し、実際の制作に役立てることができる実践的な内容ばかりです。特に、安易な演出から脱却したいと考えている方々には、実用的なアドバイスが得られるでしょう。
発売情報
『ゲーム開発におけるカットシーンの作り方』は、224ページのオールカラー、B5サイズで、定価は4,400円(税込)です。また、Amazonにて事前予約も受け付けていますので、興味がある方は早めにチェックしてみてください。
ゲームの魅力を最大限に引き出すためのカットシーンの制作について学ぶことができる本書。これからゲーム開発を志す方や経験豊富な開発者にとっても、ぜひ手にとってほしい一冊です。