国立音楽院の「KMAパラダイスホール」一般貸出開始！音楽界の新たな拠点が誕生

国立音楽院の「KMAパラダイスホール」が一般貸出開始！

国立音楽院東京本校が運営する「KMAパラダイスホール」が一般に貸出を開始しました。この施設は、シンガーソングライターたちが設立した「フォーライフレコード」を受け継ぐ、音楽の歴史が息づくホールです。音楽の愛好者からプロフェッショナルまで、多様な利用が期待されるこの空間の魅力を紹介します。

KMAパラダイスホールとは？

「KMAパラダイスホール」は国立音楽院の地下に位置し、約300席を備えたホールです。天井高が8メートルあるこのホールは、音の拡がりを最大限に引き出す設計となっています。高品質な音響設備が整っており、デジタルミキサーを駆使した演出が可能です。日本国内でも有数の音響環境を実現しており、クラシックからジャズ、ロックまで多岐にわたるライブを開催することができます。

このホールはただの音楽イベント会場ではなく、コンピュータによる音楽作品発表や、リハーサル、撮影などさまざまな用途で利用できるスペースです。また、ピアノやエレクトーンの練習室も併設されており、多角的な音楽教育の場としても機能しています。

設備の充実

KMAパラダイスホールには、最先端の音響設備が揃っており、音響システムにはSoundcraft Vi3000などのハイエンド機器が使用されています。PAブースや大型スピーカー、照明設備も整っており、高いクオリティのサウンドを提供します。特に、観客が感じる音楽体験を重視しており、音響に厳しいアーティストにも納得のいく環境を用意しています。

ホール利用の具体例

2024年8月28日、「MJ Birthday Lovers Party ~Supported by 国立音楽院」が開催される予定で、ここでのライブパフォーマンスを通じてさまざまな方に利用されることが期待されています。

- 本格的なライブを行いたい団体
- 芝居やダンス公演の会場を探している方
- 動画撮影に最適な場所を探している方
- 個人のダンスレッスン希望者（フラ、タヒチ、ベリー、ジャズなど）
- 渋谷からのアクセスの良いレンタルホールを希望する方
- 朗読や演技指導の教室に適したスペースを探している方
- カラオケの発表会が可能な会場を希望する方
- バンドのリハーサルを行いたい団体

これらの機会を通じて、さまざまなジャンルの音楽愛好者やアーティストが、このホールで自分の才能を発信できる場となります。

国立音楽院の教育プログラム

国立音楽院では、「好きな音楽を一生の仕事に」という理念のもと、個々のレベルに合わせた音楽教育を提供しています。入学は通年受け付けており、初心者から経験者までが学んでいます。多様なバックグラウンドを持つ学生が集まる環境で、自主的な学びを支援する「オープンシラバス制」を採用。

このような教育方針に基づき、実践的な演奏技術や指導者を育成する制度が整っています。卒業生たちは音楽の現場や教育の場で活躍し、日々新しい挑戦に取り組んでいます。

国立音楽院の公式SNSやホームページでは、最新情報やイベントの詳細が紹介されているので、ぜひチェックしてみてください。音楽の新たな可能性を探るこの場所で、あなたも一歩を踏み出すチャンスです。