美星町で話題の「ガンダムマンホール」スタンプラリー
岡山県井原市美星町は、今注目の観光地として脚光を浴びています。美星町観光協会が企画した「ガンダムマンホール」デザインの重ね捺しスタンプラリーが、SNSでの反響を呼び、公開からわずか2週間で400万再生を超えるほどの人気を博しています。
スタンプラリーの概要
美星町の「ガンダムマンホール」スタンプラリーは全国初の試みで、ガンダムプロジェクトから寄贈されたマンホールをテーマにしています。このプロジェクトは、町の観光振興を狙い、シャチハタ株式会社の協力を得て、オリジナルの重ね捺しスタンプを制作。スタンプラリーは令和6年11月からスタートし、美星町内の5か所に6つのスタンプを設置しています。
スタンプを押すための台紙は1枚200円で販売されており、押印する順番に制約はありません。特典として、ガンダムマンホールストラップも100円引きで手に入るので、訪れる楽しみが増します。また、ガンダムマンホールが完成していく様子も楽しめます。
大きな反響
令和7年3月初旬、複数のSNSに動画が投稿された結果、たちまち400万再生を突破し、美星町の存在を知ったという声が多く寄せられています。これにより、実際にスタンプラリーを体験しようと訪れる観光客も増加中。台紙の販売数は前月比で800%増加し、多くの人々が新たな観光体験に足を運んでいます。
美星町の魅力
美星町は「美しい星が見えるまち」として知られ、北極星を神と崇める北辰信仰の土地です。また、星にまつわる伝説や、アマチュア天文家による観測地としての歴史も深い町です。「美しい星空を守る美星町光害防止条例」が制定されるなど、環境にも配慮した取り組みが進められています。こうした自然環境保護の努力が実り、2021年には国際ダークスカイ協会から星空保護区に認定されました。
最近では屋外照明の改善にも力を入れ、星空環境を更に持続可能に保つための施策が続けられています。
ガンダムとのコラボ
井原市で設置されたガンダムマンホールは、バンダイナムコグループの「ガンダムプロジェクト」の一環として生まれました。令和6年4月には2種類のマンホールが寄贈され、そのうちの一つは美星天文台の美しい星空とコラボしたデザインが特徴です。美星天文台の銀色のドームと共に、このマンホールは美星町を象徴する存在となりました。設置場所は美星天文台前で、その近未来的なデザインは見る人を引きつけます。
まとめ
美星町での「ガンダムマンホール」スタンプラリーは、ただの観光名物にとどまらず、地域の魅力を再発見する新たな機会を提供しています。ガンダムファンや星好きの方はもちろん、家族連れや友人とのお出かけにぴったりのイベントとなっており、美星町のさらなる発展が期待されます。ぜひこの機会に、美星町でのスタンプラリーに参加してみてはいかがでしょうか。美しい星空のもと、ガンダムマンホールと共に特別な思い出を作りましょう。