ファミリーマートが新たな支援活動を開始
全国のファミリーマートで販売される「FAMIMA CAFÉ」のコーヒーが、新たな形でエチオピアの教育環境を改善するための支援に繋がります。2025年10月14日から、モカブレンドとアイスモカブレンドの販売数に応じた寄付を実施し、持続可能なコーヒー生産を目指しています。この取り組みはファミリーマートと伊藤忠商事の共同事業として進められます。
エチオピアのコーヒー農園支援
「モカブレンド」はエチオピアのイルガチェフェ地区で生産された高品質なモカ豆を60%配合したスペシャルティコーヒーです。この地域は気候変動や病害虫の影響を受け、生産者の数が減少している深刻な状況です。また、経済的な余裕がないために、農業技術の教育を受けられない農家も多く、持続可能な生産を実現するためには彼らの教育支援が急務とされています。
ファミリーマートは、これらの問題に対して昨年からエチオピア支援活動をスタートさせました。2024年6月までに、モカブレンドとアイスモカブレンドの販売1杯につき1円を寄付し、またベレラ中高等学校にはトイレの設置や教科書、ノートの寄付を行いました。今年も引き続きエチオピアの教育環境を改善すべく、寄付を行い続けます。
国際ガールズデーに開催した特別イベント
特に注目すべきは、2025年10月11日の国際ガールズデーに合わせて行われたエンパワーメントプログラムです。エチオピア・シダマ州の小学校で開催され、地元で活躍する女性が教育者として子どもたちの未来を語り、学校へ通う意義を伝えました。このイベントは、子供たちが自らの夢を持ち続けるための大切な機会となったことが評価されています。
新たな支援プログラムの発表
2024年秋から、コーヒー生産地の未来を支える支援プログラムが新たに始まります。TNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)の提言に基づき、エチオピアのメインの生産地であるイルガチェフェ地区に対して、コーヒーの苗木の寄付を予定しています。ファミリーマートの来店客もこの活動に参加できる機会があり、ファミペイ払いを利用することで一部がエチオピアへの苗木寄付に充てられます。
ファミリーマートは、お客様一人ひとりと地域に寄り添い、便利で大切な存在として、持続可能な未来を築くための取り組みを進めていきます。コーヒーを楽しみながら、エチオピアの子供たちの未来に貢献できるこの取り組みに、ぜひご注目ください。