思考力を育てる新しい算数の一冊
2026年1月19日、株式会社KADOKAWAから発表された新刊『絶対解きたくなる! 考えるのが楽しくてとまらない算数』は、算数教育の新たなアプローチを提示します。著者は慶應義塾横浜初等部教諭の前田健太先生。この本は、算数を楽しむだけでなく、考える力を身に付けるための格好な教材です。
本書には、小学1年生でも解ける基礎から、6年生が挑戦する難問までが含まれており、算数が得意な子どもだけでなく、苦手感を抱いている子どもにとっても新たな発見がある内容となっています。これにより、算数を通じて思考力を育むことが目的とされています。
速さよりも深さを
現代の教育では、「速く、正確に解く」ことが重視されがちですが、前田先生はこれに違和感を覚えています。公式を覚えたに過ぎない知識や、裏技的解法に頼るだけでは、真正な算数力を形成することはできません。この本では、子どもたちにじっくり考え、試行錯誤する過程を楽しんでもらうための工夫がされており、真の意味での算数力を引き出すことを目指しています。
「速さよりも、考える過程を楽しんでほしい」と前田先生は強調します。そんな思いから、本書はまさに思考力を育てるための「算数脳」を開くパートナーとなるでしょう。
一見簡単でも奥が深い
本書の特徴の一つは、予想外の問題設定です。特に1章には、低学年向けとは思えないほど考えさせられる問題が用意されています。大人も「この考え方に目から鱗が落ちた!」という体験をするでしょう。具体的には、シンプルながらも解くのに熟考を要する問題が豊富です。
たとえば、ある簡単に見える数の問題は、答えが一つとは限らないことを示唆するもの。こうした問題を通じて、子どもたちが「どう考えればいいのか」を探求する姿勢や、他の視点からのアプローチを学ぶ機会が得られます。
算数の本質を探る
また、本書では全ての問題に「まえけん先生からの一言」が添えられており、その問題だけでなく、考え方のヒントを学ぶことができます。さらに、「分数÷分数」のような概念的な問題も扱われ、学生たちは算数の奥深さを理解するための助けになります。「なぜそうなるのか?」という問いかけが心の中で芽生え、本質を理解するための土台が形成されていくのです。
知育の道を一緒に歩もう
新刊『絶対解きたくなる! 考えるのが楽しくてとまらない算数』は、親子で共に考え、話し合い、学び合うための貴重な教材です。子どもたちの「知りたい」という好奇心を大切にし、共に解決しながら成長していく姿勢を促進します。算数が好きな子も、少し苦手な子も、この本を開くことで新しい世界が広がることでしょう。
皆さんもこの機会に、親子で算数を楽しんでみてはいかがでしょうか。算数を通じて豊かな思考力を育て、新しい学びのスタイルを体感するチャンスです。
書籍情報
- - 書名: 絶対解きたくなる! 考えるのが楽しくてとまらない算数
- - 著者: 前田健太
- - 定価: 1,815円(本体1,650円+税)
- - 発売日: 2026年1月19日(月)
- - 判型: A5判
- - ページ数: 224ページ
- - ISBN: 978-4-04-607894-0
- - 発行: 株式会社KADOKAWA