声優・小西克幸さんに迫るロングインタビュー
J:COMの動画配信サービス「J:COM STREAM」では、アニメ『薬屋のひとりごと』第2期で高順(ガオシュン)役を務める声優・小西克幸さんの独占インタビューを掲載中です。このインタビューでは、小西さんがどのように角色を演じるか、その思いを語っていただきました。
高順役のキャラクター分析
小西さんが演じる高順は、一見すると寡黙で冷静な中年男性。彼を演じるにあたり、小西さんが意識したのは高順の「人間性」です。「高順は1を聞けば10を理解するような人物で、あまり言葉数が多くない。それゆえに、彼の内面的な部分をどう表現するかはとても難しいです」と小西さんは語る。さらには、「声優としての役割は、独りよがりになってはならなく、周囲の要素と融合させて初めてキャラクターが完成する」と強調しました。
役作りとそのプロセス
「高順の物語は進むにつれて、彼の人間性が徐々に現れてきます。」と小西さんが続ける。最初は頼れるお役人の姿を保ちつつも、徐々に表情や態度が変わっていく。「特に、物語の進行につれ見せる困り顔やあきれ顔は、意図的に自身のパフォーマンスを切り替えています。日常では明確な役割を意識しながらも、キャラクターに親しみを持たせるための振り幅を意識しました」と、その役作りについて詳しく教えてくれました。
壬氏様との関係
また、高順が壬氏様に対してどのような姿勢を持っているかも重要なポイントです。「彼は壬氏様に対して一歩引いた対応をしつつ、信頼も寄せています。壬氏様の意図を最初に理解してから、自分の行動を考える。そのようなバランスを取りながら、高順は動いていると思います」と小西さん。
猫猫の存在と物語の魅力
高順から見た猫猫はどう描けているのでしょうか。「猫猫は物語の中心であり、彼女の洞察力は常に事件解決のカギを握っています。高順は彼女を信頼し、重要視している。しかし、壬氏様との関係においては、まず主人の意向を考慮する」と分析しました。
『薬屋のひとりごと』の魅力
最後に、小西さんは『薬屋のひとりごと』の魅力についてこう語りました。「ミステリーの描き方が本当に素晴らしい。最初は独立した事件と見られていたものが、物語が進むとつながっていく。点が線になる瞬間の心地よさは特筆に値します。」
インタビューの続き
小西克幸さんのインタビューは全3回にわたって公開中。ぜひ、彼の言葉から発せられる情熱を感じてみてください。
【視聴ページ】
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©日向夏・イマジカインフォス/『薬屋のひとりごと』製作委員会