19歳のジャズサックス奏者・村越葵、セカンドアルバム『Out of the Blue』をリリース！

村越葵が早くもセカンド・アルバム『Out of the Blue』を発表

若干19歳ながら、ジャズ界での存在感を示している村越葵が、セカンド・アルバム『Out of the Blue』のリリースを発表しました。このアルバムは2025年8月6日（水）にディスクユニオン/DIWの新レーベルKamnabi Recordsから発売されます。全8曲収録の新作で、彼の成長を感じられる内容となっていることでしょう。

村越葵の音楽キャリア

村越葵は、ジャズサックス奏者としてのキャリアを中高生の頃から築いてきました。彼は「Sax World」主催の「超絶サックス・コンテスト2022」のアルト編で3位に入賞したほか、SAPPORO CITY JAZZの「ユースジャムセッション2022」ではバークリーアワードを受賞するなど、早くから才能を発揮しています。2023年には高校を卒業し、Trilogicからファースト・アルバム『BiCOLORE.』をリリースし、その評価を得ました。

その後、彼は米国に渡り、バークリー音楽大学にてプレジデンシャルスカラーシップを獲得し、学びを深めています。最近では、グラミー賞受賞者のテリ・リン・キャリントンに抜擢され、パナマ・ジャズ・フェスティバルにも出演。次世代のジャズを牽引する期待の星として注目されています。

新作の内容と特徴

『Out of the Blue』では、前作に引き続き小川悦司がプロデューサーを務め、豪華なレコーディングメンバーが参加します。友田ジュン、金子義浩、橋本現輝などの共演者たちとのコラボレーションにより、豊かなサウンドが生まれています。また、オリジナル曲として書き下ろされたタイトル曲『Out of the Blue』や、バークリーの講師であるトランペット奏者マーキス・ヒルのフレーズにインスパイアされた『Hill』も収録されています。

さらに、グラミー賞を5度受賞したジャズ・ピアニストのロバート・グラスパーによる『Downtime』や、トランペット奏者ロイ・ハーグローブの作った『Liquid Streets』など、注目のカバー曲も5曲収録され、ジャズの魅力を多角的に味わえる作品となっています。

村越は「『Out of the Blue』をリリースできることに心から感謝しています。バークリーでの一年間の学びを、日本の素晴らしいチームと共に形にしました。多くのリスナーに楽しんでもらえると嬉しいです」とコメント。彼の音楽に対する情熱が感じられます。