新作オルガン協奏曲
2025-07-18 15:20:51

横浜みなとみらいホールで新作オルガン協奏曲が初演!

新作オルガン協奏曲、横浜から世界へ!



横浜みなとみらいホールは、日本のオルガン文化の発展に寄与してきた特別な場所です。このホールで新たに、阿部加奈子によるオルガンとオーケストラのための協奏曲が初演されます。熱い期待が寄せられる中、フレンチ・プログラムとの共演も実現!

1. 横浜とパイプオルガンの深い繋がり



横浜は、1871年に日本初のパイプオルガンが建造された地であり、以降も多くのパイプオルガンが誕生しています。そして1998年の横浜みなとみらいホールの開館以来、多様なオルガン関連の事業が行われてきました。そこで行われる「オルガン・1ドルコンサート」や「パイプオルガンを弾いてみよう」といったイベントの数々は、市民にオルガンの魅力を伝え続けています。今回発表される新作オルガン協奏曲は、これまで育まれたオルガン文化の集大成とも言えるでしょう。

2. 阿部加奈子が描く新曲「風の睦び」



新たな作品の創作を手掛けるのは、ヨーロッパで精力的に活動している指揮者・作曲家の阿部加奈子です。彼女の新曲「風の睦び~オルガンとオーケストラのための3章~」は、オルガンが「風琴」と呼ばれることにインスパイアを受けており、横浜の歴史とその変化を象徴する「風」との関係を描いています。オーケストラとオルガンが織りなす3楽章に仕立てられたこの新しい作品がいかに表現されるのか、非常に楽しみにしています。

3. フレンチ・プログラムも見逃せない!



新曲の他、サン=サーンスの交響曲第3番「オルガン付」とドビュッシーの交響詩《海》もプログラムに組み込まれています。阿部加奈子がフランスでの学びを活かし、オルガンの魅力を存分に引き出した作品です。横浜みなとみらいホールのパイプオルガン“LUCY”は、様々なオルガン曲を美しい音色で奏でる性能を持っています。特にサン=サーンスの名作と新作がどのように融合されるのか、観客としても見逃せないポイントです。

公演の詳細



公演名: 阿部加奈子 指揮/作曲 横浜みなとみらいホール特別演奏会 神奈川フィルハーモニー管弦楽団~オルガン“LUCY”プロジェクト~
会場: 横浜みなとみらいホール 大ホール
日時: 2025年11月1日(土) 14:00開演(13:20開場)
出演者: 阿部加奈子(指揮/作曲)、近藤 岳(パイプオルガン)、神奈川フィルハーモニー管弦楽団
曲目:
  • - ドビュッシー:交響詩《海》
  • - 阿部加奈子:風の睦び~オルガンとオーケストラのための3章~(世界初演/委嘱作品)
  • - サン=サーンス:交響曲第3番 ハ短調 Op.78「オルガン付」
料金: 全席指定 S席7,000円、A席5,000円、大学生・障がい者4,000円、高校生以下3,500円
申込: 横浜みなとみらいホールチケットセンター ☎045(682)2000

この特別な公演を通じて、歴史深きオルガン文化の新たな一歩を体験する機会をお見逃しなく!


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