佐久間洋司キュレーション『思弁的な音楽』展のご案内
ソーシャルイシューギャラリー「SIGNAL」が主催する新たなアート展示が、2025年12月11日から始まります。この展覧会のキュレーターは、大阪大学社会ソリューションイニシアティブの特任研究員である佐久間洋司氏です。展覧会のタイトルは『思弁的な音楽』。東京・虎ノ門で行われる本展は、これまでに5,000人を超える来場者を記録した過去の展覧会の成功を受けて、新しい試みに挑戦します。
展覧会の背景と目的
現代社会においては、ショート動画の普及がもたらす即効性のある刺激が多くの人々の関心を引きつけています。そのため、従来の現代アートの影響力が薄れてきているのが現状です。しかし、その一方でインターネット音楽を通じて、新たなクリエイティブな表現が生まれ続けています。佐久間洋司氏は、これらの音楽を通じて行動変容を促すエンターテイメントの重要性を伝えようと考えています。
展覧会では、作品の入れ替えを行いながら展示が進むため、訪れるたびに新しい発見があるでしょう。アートを通じた体験が、社会に対する意識や考えを変えるきっかけとなることを目指しています。
展覧会の詳細
開催期間
- - 第一期: 12月11日(木)〜 12月27日(土)
- - 第二期: 1月9日(金)〜 1月31日(土)
- - 第三期: 2月4日(水)〜 2月21日(土)
開館時間
- - 火曜日: 10:00 - 20:00 (ギャラリーのみ)
- - 水〜金曜日: 11:00 - 23:00 (カフェ&ギャラリー)
- - 土曜日: 11:00 - 18:00 (カフェ&ギャラリー)
日・月・祝日は休館です。
入場料
所在地
- - 東京都港区虎ノ門1丁目2-11 The ParkRex TORANOMON 1F
最寄り駅 *東京メトロ日比谷線虎ノ門ヒルズ駅から徒歩5分、銀座線虎ノ門駅から徒歩3分です。
キュレーター佐久間洋司について
佐久間氏は1996年生まれ。大阪大学にてバーチャルビーイングや未来社会デザインを研究し、2025年の大阪万博では大阪ヘルスケアパビリオンのディレクターも務めています。また、社会課題に取り組む一般社団法人の代表者としても活躍しています。彼の視点からメッセージが発信されることで、アートが社会に及ぼす影響を改めて考える良い機会となるでしょう。
ギャラリー「SIGNAL」の特色
「SIGNAL」は、来場者が展示を楽しむだけでなく、社会課題に目を向ける機会を提供します。作品を鑑賞した後、来場者は意見をアンケート形式で表明し、それを集約することで社会課題解決のヒントを提供する、という仕組みです。
このようなリアルなデータに基づく取り組みを通じて、未発見の社会課題や兆しを見つけ出すことを目的としています。
今後の展示には、狩野哲郎(2026年3月)や江頭誠(2026年4月)も予定されています。なお、開催予定は変更される可能性がありますので、お出かけの際は最新の情報をご確認ください。
アートを通じて考え、感じ、行動することの大切さを、ぜひ皆さんと一緒に体験したいと思います。多くの方の来場をお待ちしております。