元町チャーミングセールの歴史を振り返る特別番組
2025年に向けた「元町チャーミングセール」が2月22日から3月2日まで開催される中、特別番組「Lovely Day♡ 元町チャーミング1DAY SPECIAL」が放送された。この番組では、元町の魅力と共に、長い歴史を持つこの地域のイベントがいかに進化してきたかを探る内容が展開された。
SHELLYさんの元町愛が溢れるメッセージ
番組の冒頭では、神奈川県横浜出身のモデルSHELLYさんが登場。彼女は自身の高校時代に過ごした横浜元町の思い出と、その街への思い入れを語った。父が経営していた「Benny's Place」でのアルバイトや、買い物を楽しんだ日々が彼女の記憶に鮮明に残っているという。
「元町には新しいお店が続々とオープンしており、特に最近のオーガニックスーパーやワインショップが印象的です。元町に対する愛情が強いので、これからの変化にも期待しています。」
彼女は、高校時代に好んで聞いていたDOUBLEの『Shake』やJanet Jacksonの『Doesn't Really Matter』など、自身の元町ソングを紹介しながら、今でも元町を訪れる理由を述べた。
元町チャーミングセールの歴史を語る北村信さん
続いて、協同組合元町SS会の副理事長である北村信さんが登場。彼は元町チャーミングセールの歴史とその魅力を語った。
「チャーミングセールは年に2回、2月下旬と9月下旬に開催されます。他の百貨店のセールと時期をずらしていることが特長で、特に新作が安く手に入ることから、多くの人々が訪れるのです。」
彼は、元町チャーミングセールの起源についても触れ、1950年代には「車プレゼント」という景品があったことに驚く。特に、当時のポスターに描かれた「ダットサン」の車が目を引いた。
「昔のポスターには車がくじの景品として提供されていたんです。驚きですよね!」
北村さんは、元町が持つ独自の魅力や活気を持続させるために、著名人をキャラクターとして起用したり、オリジナルソングを制作するなどの施策を行っていることを強調した。
地元メディアが果たす役割
この特別番組はFMヨコハマが放送し、地域密着型の情報発信に力を入れる姿勢が伺えた。1985年に設立されたFMヨコハマは、神奈川県全域を対象に様々な情報を発信している。2025年には開局40周年を迎えるそうで、これからも地域の魅力を伝える役割を果たしていくことに期待が寄せられている。
ラジオを通じて地元の音楽や情報を届けるFMヨコハマは、元町チャーミングセールの熱気を感じさせる貴重な場として、これからも愛され続けることだろう。