相撲部屋の魅力を伝える新たなチャレンジ
2025年10月31日、ABEMAから配信された「推すもうさんTV」第7回目は、現役アイドルが相撲部屋の魅力を体験する内容でした。この番組では、相撲に馴染みのないアイドルたちが新しい発見をしながら、相撲界の中を深く掘り下げていきます。今回は東京都墨田区の雷部屋を訪れ、さまざまな体験を通じて相撲の厳しさと優しさに迫りました。
初めての相撲部屋訪問
今回の訪問メンバーは、アイドルグループ「fav me」の中本こまりと小野寺梓の2人。前回の湊部屋訪問での体験を経て、少し親しみがわいてきた様子の小野寺は、「湊部屋を愛し始めてたから、今日どうしようと思って、浮気みたい」と微笑を浮かべながら逆に楽しみな気持ちを見せました。
お迎えしてくれたのは、九月場所で西三段目三十一枚目の雷道。彼は「ちょうど稽古をしているので、ぜひ見ていってください」と案内し、持ち前の真剣な姿勢でアイドルたちを刺激しました。稽古場に入った彼女たちは、力士たちの真剣な稽古に圧倒され!
厳しさを知る
小野寺はその迫力に息を呑み、「すごい大迫力…」と感激。一方、中本は「自分たちのレッスンがどれだけ甘いか思い知らされた。喋っちゃいけないっていう空気感がすごい」と述べ、プロのパフォーマンスとは何かを理解しようと努めました。
こうした体験は、アイドルとしての日々のレッスンに対する意識を一層高めることになったのではないでしょうか。日々、厳しさの中で成長を続ける力士たちから多くを学んだ彼女たちでした。
多彩な学び
見学が終わると、ちゃんこを作る厨房に足を運び、世話人の荒ノ浪二郎と遭遇。彼の話に驚きつつ、厨房の雰囲気に触れることでさらに親近感が増していきました。「世話人は協会に10人しかいない」という言葉には、小野寺も驚きの声を上げるほど。さらに、魚を捌く西三段目の力士・龍司と対面し、ファンクラブの仕組みについても意見を交わしました。
影響を受ける親方の言葉
雷親方との対話も貴重な体験となりました。小野寺が「気持ちの面で“伸びるな”って思う力士は?」と問いかけると、親方は「切り替えが早い力士」と即答。力士として生き残るために必要な精神力について語り、アイドルたちもその言葉に耳を傾けました。親方の言葉には、厳しさの中に愛情が感じられ、2人はその姿勢に深く共感したようです。
次回の挑戦
相撲部屋を通じて得た数々の経験。稽古の厳しさや厨房の温もり、親方の暖かい言葉から、アイドルたちは相撲の世界が持つ二面性を強く感じました。次回、第8回では豪華なちゃんこを堪能するほか、幕内力士へのウクライナ語インタビューにも挑戦することに。果たして彼女たちはどのように乗り切るのでしょうか?
相撲部屋の魅力をたっぷりと届ける『推すもうさんTV』を、ぜひ「ABEMA」でご覧ください!