『ONE TEAM の真実』の魅力に迫る
2025年5月14日、日本ラグビー界の真実を描いた一冊、"ONE TEAM の真実 ラグビー日本代表を世界に押し上げたマネジメント力"が大和書房から発売される。この本の著者は大村武則氏。彼は2009年からラグビー日本代表チームのチームマネージャーとして活動し、数々の名勝負を裏で支えてきた重要な人物である。
歴史的瞬間の裏側
1995年、ラグビーの第3回ワールドカップでは145失点という大敗を喫した日本。しかし、20年後には、ラグビー界最大のジャイアントキリングと呼ばれる快挙を成し遂げる。日本代表の活躍は世界中に衝撃をもたらしたが、その背後には大村氏の果たした役割があった。選手たちが知らない数多くの努力や工夫があったことを、本書は初めて公表する。
章立てとその内容
本書は、三つの章で構成されている。第一章は、元日本代表監督ジョン・カーワンのリーダーシップに焦点を当て、情熱と信頼について掘り下げる。第二章では、エディ・ジョーンズ監督の厳格な管理と戦略的思考のスタイルを紹介。第三章は、現監督ジェイミー・ジョセフの主体性と適応能力に関する内容が展開される。
また、特別対談も収録されており、元代表選手の大野均選手、五郎丸歩選手、田村優選手との対談を通じて、選手たちが語るラグビーのリアルな姿や、大村氏の貢献についても触れられている。
大村武則氏 略歴
著者の大村武則氏は1965年に京都で生まれ、体育学を学んだ後、メディカルトレーナーとしてキャリアをスタートさせた。その後、ヤマハ発動機ジュビロやセコムラガッツでの経験を経て、2009年からラグビー日本代表のチームマネージャーに就任。ワールドカップにも参加し、「ONE TEAM」の理念を実践する中で、日本代表チームをひとつにまとめるために尽力した。今では、株式会社WRS JAPANの代表取締役として、日本国内でスポーツウェアのブランド展開をしております。
書籍詳細
本書は四六判で256ページとなっており、定価は1,870円(税込)。この書籍は、ラグビーファンだけでなく、スポーツマネジメントやチームビルディングに興味のある人々にとっても貴重な一冊となること間違いなしだ。日本ラグビーの裏側を知ることで、今後の応援にも新たな視点が加わるだろう。
本書の発売日が待ちきれない。ぜひ手に取って、ラグビー日本代表の知られざる努力と情熱を感じてほしい。