文研出版が贈る新しい動画制作の教科書
株式会社新興出版社啓林館が展開する「文研出版」から、新たな児童書『動画をつくって発表しよう観察や記録をしてみよう』が登場しました。今回の書籍は、文部科学省のガイドラインに対応しており、初めて動画制作に挑戦する小学生向けに制作された内容です。これから動画を作ろうと考えている児童やその保護者にとって、安心して学べる一冊となっています。
本書の特長
この書籍は、動画制作を楽しく学ぶために設計されたステップバイステップの構成を採用しています。短時間で取り組める活動例や、丁寧な手順が示されているため、初心者でも無理なくスタートできます。文研出版は、動画制作を通じて「見て・くらべて・伝える」力を優しく育てることを目指しています。
学校や家庭での活用
授業のみならず、生活科や図工、地域イベントなどでも活用できる内容が盛り込まれています。家庭では、親子でミニ動画に挑戦することができ、学びは日常の一部として役立ちます。こうした活動を通じて、子どもたちは楽しみながら学びを深め、さらに想像力や創造力を育むことが期待されています。
ルールとマナーも身につく
安⼼のガイドが付属しており、個人情報や著作権、撮影マナーについてもわかりやすく説明しています。特に低学年向けに配慮された内容となっており、チェックリストや振り返りシートも用意されているため、運用が簡単です。これにより、動画制作を始める前から必要な知識を身につけることができます。
第1巻の内容
今回紹介するのは、このシリーズの第1巻「観察や記録をしてみよう」です。この巻では、撮影の基本をやさしく練習することができます。手ぶれ対策やカメラの向き、アプリの使い方など、低学年でもできるコツが段階的に学べる構成です。
さらに、身近な題材を使った記録動画を作成することに特化しており、生き物や実験など、学校の授業やイベントに役立てられます。子どもたちは友達と共に制作した動画を共有し、さらに学びを深めることができるのです。
監修者の紹介
本書は、教育の現場での経験豊富な専門家により監修されています。外山宏行氏は近畿大学附属小学校の教員として教育研究部長を務め、Apple Distinguished Educatorとしても知られています。ICT教育の推進に力を注ぎ、数々の教育プログラムに携わってきた実績があります。
酒井郷平氏は常葉大学教育学部の准教授で、教育工学やICT教育に精通しています。文部科学省の情報モラル教育推進事業に関与し、学校DX戦略のアドバイザーとしても活動してきた多才な教育者です。
書籍の詳細
- - 書籍名: 『動画をつくって発表しよう観察や記録をしてみよう』
- - 対象: 小学校中学年以上
- - 判型: AB判(26.4×21.7cm)・40頁NDC007
- - 定価: 本体3200円(税別)
- - ISBN: 978-4-580-82714-1C8304
- - 詳細情報: 文研出版公式HP
この書籍が、子どもたちの新たな学びの旅の一助となることを願っています。