日本のアニソンが世界を熱狂させる!
株式会社エクシングが運営するカラオケチェーンのJOYSOUNDが発表した最新の「外国人が歌っているカラオケランキング」から、世界中で愛される日本のアニソンの存在感が強く浮き彫りになりました。2024年の大阪・関西万博の影響を受け、訪日外国人旅行者数が過去最多を記録した今、カラオケが如何に日本文化の重要な一環であるかが再確認される結果となりました。
カラオケランキングの詳細
2024年の歌唱実績をもとにしたカラオケランキングは、外国人がカラオケで歌う曲を集計したものです。ここでは、総合ランキングと日本の曲ランキングに分かれて発表されています。
- - 外国人が歌っているカラオケランキング総合TOP20
- - 日本の曲についてのカラオケランキング TOP30
このランキングは、2024年の1月1日から12月31日までの集計期間に基づいています。
アニソンが圧倒的トップに
総合ランキングでは、Backstreet Boysの「I Want It That Way」に続き、日本アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の名曲「残酷な天使のテーゼ」が第2位にランクイン。これは、外国人旅行者がアニメに抱く熱い思いが反映された証拠です。アニソンはただの音楽に留まらず、文化の象徴として、世界中の人々に影響を与えていることを示しています。
続いて、アニメ『推しの子』の主題歌「アイドル」が13位に入るなど、アニソンの人気は衰えることを知りません。特に、アニメの映像やアーティストのミュージックビデオをバックに楽しめるカラオケのスタイルは、新たな楽しみ方として、多くの支持を集めています。
ネット上での人気も高い「Lemon」(米津玄師)も、14位に登場し、アニメソング以外でも日本の音楽が海外で高く評価されていることがわかります。
日本の曲におけるアニソンの強み
日本の曲ランキングTOP30では、驚くことに20曲がアニソンで占められているというデータも。これは、日本のアニメが海外に与えている影響力の大きさを物語っています。アニメ『ONE PIECE』や『ドラゴンボールZ』といった長寿アニメから『東京喰種トーキョーグール』『進撃の巨人』などの新しい作品に至るまで、幅広い世代の人々に楽しまれていることが感じられます。
さらに、ゲームの音楽も見逃せません。唯一、ゲーム関連曲として登場した「ばかみたい-哀愁-」が10位にランクインしており、これもまた日本文化の一環として多くの人に楽しんでもらう要素となっています。
カラオケを楽しむ方法
JOYSOUNDの機種には、外国人旅行者向けにローマ字ルビの表示機能があり、日本語が苦手な方でも気軽にカラオケを楽しむことができる仕組みが整っています。このような取り組みにより、外国人にもカラオケの楽しさが広まりつつあります。
また、JOYSOUNDの公式YouTubeチャンネルでは、「残酷な天使のテーゼ」などの人気曲を集めた「ローマ字カラオケ」を配信中。これは、日本のカラオケをもっと身近に感じてもらうための試みで、70以上の曲がラインナップされています。
日本のカラオケは、ただ歌うだけではなく、映像やアート、食事を交えた総合的な体験として、外国人旅行者にとっても魅力的なものとなっています。
まとめ
日本のアニソンが、外国人旅行者のカラオケランキングの中でどれだけ強い影響力を持っているのか、そしてその背景にある文化交流の重要性を再認識させられました。今後も、アニソンや日本文化の魅力をさらに広めていく取り組みが期待されます。