韓国時代劇「奇皇后」が12月16日から放送開始
【BS日テレ】で、韓国時代劇「奇皇后」が2025年12月16日(火)から放送されることが決まりました。この作品は、実在の女性であり「鉄の女」と称された奇皇后の波乱万丈な生涯を基にしたもので、観る者を引き込む壮大な物語が展開されます。主演には、強い演技力が評価されているハ・ジウォンと、若手イケメン俳優のチ・チャンウクが名を連ねています。
異なる背景を持つキャラクターたち
物語は、幼少期から剣術を学んだスンニャンが主人公です。彼女は後に奇皇后となりますが、その道のりは決して平坦ではありません。物語の中で描かれる権力争いや人間関係が、彼女の運命に大きな影響を与えます。スンニャンは、高麗の国王ワン・ユに思いを抱きつつ、元の皇子タファンに仕え、彼女自身と高麗の民の未来のために闘う姿が強く印象に残ります。
第1話:大国の落とす影
第1話では、元の大都でスンニャンが皇后となる日が描かれます。若き皇帝タファンは、高麗王ワン・ユに自身の思いを問いかけますが、ワン・ユは何も答えずに去ってしまいます。それを見つめるスンニャンの心中は複雑です。彼女が幼少期に経験した悲劇が、全体の物語に大きな影響を与えています。逃げる際に母を失った過去があり、彼女は男装しながらも強い意志を持って生き抜く姿が描かれています。
このように、複雑な人間関係や過去のトラウマが絡み合い、スンニャンの成長と変化を描き出します。高麗の国王ワン・ユに愛を抱きながらも、貢女として、また一国の皇帝のもとで生きるスンニャンの選択をどう捉えるかが、作品の鍵となります。
豪華なキャスト陣とスタッフ
このドラマの魅力は、何と言ってもキャストの豪華さです。主演のハ・ジウォンは、力強い演技で知られており、低い身分から皇后まで上り詰めるキャラクターを見事に演じます。一方、チ・チャンウクは彼女の愛する役柄を熱演し、ストーリーに緊張感を与えます。その他のキャストもまた、それぞれ個性的なキャラクターを演じることで、物語に深みを加えています。
また、スタッフには有名な脚本家や演出家が名を連ねており、期待感が膨らみます。本作の脚本を手がけるのは、人気作品『ジャイアント』で知られるチャン・ヨンチョルとチョン・ギョンスン。演出を担当するのは『Dr. JIN』のハン・ヒと『太陽を抱く月』のイ・ソンジュン。彼らの実績以上の魅力を放つ作品になること間違いありません。
放送概要と見どころ
「奇皇后」は、全51話の大作であり、毎週月曜から金曜の夕方5時59分から放送されます。見逃した方のための配信も行われる予定で、ぜひその目で壮大な時代劇をお楽しみください。ハ・ジウォンとチ・チャンウクの共演は、視聴者からの高い期待を受けているだけに、その化学反応にも注目です。
今後の放送が楽しみな本作、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。