ユヴァル・ノア・ハラリ最新刊『NEXUS 情報の人類史』特別動画が公開!
2025年3月5日に刊行予定のユヴァル・ノア・ハラリ氏の新作『NEXUS 情報の人類史』。その出版に先駆けて、本書の特別動画が本日2月26日より配信されました。この動画では、人気声優で俳優の津田健次郎さんがナレーションを担当し、視聴者に本書の世界観を余すところなく伝えています。
真に迫るナレーション
津田健次郎さんの深みのある声が響く特別動画は、ハラリ氏の新作が持つ壮大なスケール感を引き立てています。この映像には、ハラリ氏の「NEXUS」が探求する情報の歴史やAIの影響が映し出されており、視聴者はただ物語を聴くだけではなく、視覚にも訴える体験ができるでしょう。動画は以下から視聴可能です。
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『NEXUS 情報の人類史』の内容とは?
ハラリ氏は、古代からAI時代に至るまでの人類の歴史を再解釈します。本書は、古くからのメディアの役割から現代のAIに至るまで、情報が私たちの生活と社会にどのような影響を与えてきたのかを探ります。特に、情報がいかにして人々の思想や行動を形作ってきたのか、またこれからの未来にどう影響を与えうるのかがテーマとなっています。
震えるような問いかけが本書には埋め込まれています。「私たちはなぜ、膨大な情報に翻弄されるのか?」という内容は、現代において非常に重要な問題なのです。ハラリ氏は大きな視点から情報と人類の関係性を考察し、私たちが直面する「今」の問題に切り込んでいます。これを基に書かれた本作は、彼のこれまでの作品と同様に、多くの知識人から評価を受けています。
知識人からの推薦の声
著者が扱うテーマの深さに注目した知識人たちからも高く評価されています。経済思想家の斎藤幸平氏は、「本書のAI論が世界情勢の中で私たちにとっての羅針盤になるだろう」と語っています。一方、台湾の初代デジタル発展相オードリー・タン氏も、「この本の深い洞察は、多元的な共創の原理とも響き合う」とその価値を称賛しています。これまでの作品と同じく、ハラリ氏の今回の著作も多くの人々に影響を与えることでしょう。
ハラリ氏について
ユヴァル・ノア・ハラリ氏は、世界的な歴史学者であり哲学者として知られています。彼の講演や著作は世界中で称賛されており、これまでに発表した『サピエンス全史』や『ホモ・デウス』などはすでにベストセラーとなっています。今回の新作は、彼にとって6年ぶりの大型書き下ろしとなるため、多くの読者がその発表を心待ちにしていました。ハラリ氏の話題作には、常に新たな視点を与えてくれる力があります。
書誌情報と発売日
『NEXUS 情報の人類史(上・人間のネットワーク/下・AI革命)』は、河出書房新社から2025年3月5日に発売されます。構成は二部からなり、上巻は304ページ、下巻は328ページで、各巻定価は2200円(税込)に設定されています。この書籍は本体価格が2000円となっており、電子書籍も同日に配信が予定されています。
ハラリ氏の新作を通じて、情報の影響を見つめ直し、私たちの未来をともに考えてみませんか?