アドビ、コンビニでのデザイン印刷を実現する新機能を発表
2025年8月7日、アドビ株式会社は、同社のデザインツール『Adobe Express』で作成した作品を、全国の主要コンビニエンスストアで印刷できる新機能『コンビニプリント』を発表しました。このサービスは、富士フイルムビジネスイノベーション、シャープおよびその関連会社と共同で実現されたもので、ユーザーが自宅やオフィス、外出先でデザインしたものを近くのコンビニで簡単に印刷できる環境を提供します。
手軽な印刷プロセス
この『コンビニプリント』の利用は至ってシンプルです。Adobe Expressでデザインを完了させた後、ダウンロードメニューから『コンビニプリント』を選択します。この際、QRコードとユーザー番号が生成されるので、これを持ってコンビニに行くという流れになります。全国各地のセブン‐イレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、ポプラグループに設置されたマルチコピー機で、QRコードを読み込むか、生成されたユーザー番号を入力することで、簡単に印刷が可能です。ただし、現時点ではデスクトップ版のみの対応となっています。
様々なニーズに応える幅広い印刷
印刷ニーズも多岐にわたります。例えば、イベントで配布するチラシや、飲食店のメニュー、ビジネスで使用する資料や名刺など、あらゆるシーンに対応しています。このように、必要なときに必要なだけ印刷できることから、特に忙しいビジネスパーソンや店舗経営者、クリエイターなどのニーズに応えており、スムーズな印刷作業が実現されます。
アドビのビジョン
アドビは今後も、ユーザー体験を向上させるべく、Adobe Expressの機能拡充やサービスの利便性向上に努めていく方針です。これにより、より多くのユーザーがクリエイティブな活動を楽しむことができるようになるでしょう。
Adobe Expressについて
『Adobe Express』(
公式ページ)は、誰でも簡単に魅力的なSNSコンテンツ、チラシ、動画などを制作できる無料アプリです。最近のバージョンでは生成AI機能を搭載した『Adobe Firefly』が加わり、商業利用にも適したコンテンツを安全に生成できるようになっています。
アドビ企業情報
アドビはデジタル体験を通じて新たな価値を提供し続けています。詳細については、アドビの公式ウェブサイト(
こちら)をご覧ください。
今回の新しい『コンビニプリント』機能によって、ユーザーの興味やニーズに応え、ますます便利で楽しいデザイン制作の世界を広げていくことでしょう。今後の展開が楽しみです。