新たな歴史の魅力を発見、『夜に読みたくない』シリーズが登場！

新シリーズ『夜に読みたくない』がついに登場！

2025年7月28日（月）、JTBパブリッシングから新たな歴史読み物のシリーズが発表されます。それが『夜に読みたくないかなしい日本史―運命に泣いた歴史人物』と『夜に読みたくないこわい世界史―最悪・最恐の王＆独裁者』の二冊です。これまでの歴史書とは一線を画し、子どもから大人まで楽しめる内容となっているこの作品に注目が集まっています。

このシリーズは、「かなしい」と「こわい」という二つのテーマを中心に、教科書ではない側面から歴史を紹介。監修を務めるのは、日本史の権威である本郷和人先生と、世界史の専門家本村凌二先生。彼らの知識と経験を元に、よく知られた歴史的人物たちの悲劇や恐怖のエピソードが描かれています。

歴史の裏側に潜むドラマ

学校で習う歴史は、功績や勝敗といった側面が強調されることが多いですが、このシリーズではその裏に隠れた人間ドラマや暗い出来事に焦点を当てます。「運命に泣いた歴史人物」や「最悪・最恐の王」といったテーマが用意されており、それぞれの章で歴史の流れと深さを感じることができます。

『夜に読みたくないかなしい日本史』の内容

この本では、権力争いで敗れた武将や、裏切りによって泣いた貴族、志を果たせぬまま散った英雄たちの「涙の物語」が分かりやすく紹介されます。古代から近代までの広範な時代をカバーし、年表を添えて子どもでも理解しやすい内容に仕上げられています。

特に注目すべきは、崇徳天皇や護良親王といった有名な人物から、小林多喜二のようなあまり知られていない人物まで、様々なストーリーが展開される点です。これにより、ただの年号や出来事の羅列にとどまらず、歴史が生きた時代のリアルを感じさせる構成となっています。

『夜に読みたくないこわい世界史』の内容

一方、『こわい世界史』では、冷酷な命令を下した王や、自身の権力を振りかざす独裁者たちの恐ろしい実態を明らかにします。特に古代から近現代までの時代背景を持つ著名な支配者たちのエピソードは、背筋が凍るような内容が豊富に掲載されています。

ここでは、例えば中国の胡亥や、悪名高いポル・ポトといった人物の行いを通して、歴史上の「恐怖」がどのように人々の生活に影響を与えたのかを探ります。それぞれの物語は、ただ単に過去を学ぶだけでなく、現代における「人間とは何か？」という問いを投げかけるものです。