村山由佳の最新長編『DANGER』が発売
村山由佳さんの新作『DANGER』が本日、ついに世に送り出されました。この作品は、バレエと戦争をテーマに、たとえどん底に落ちても人々が持つ希望を描く感動の物語です。物語の舞台は1990年代、日本。バレエ団の来日公演に合わせ、編集者の水野果耶と記者の長瀬一平は、世界的振付家である久我一臣にインタビューを行うことになります。
最初は、久我の半生を振り返りつつ、戦前戦後の日本バレエについての紹介を目指していました。しかし彼が語る過酷なシベリア抑留体験は、二人に予想もしない歴史の糸を紡いでいきます。この物語では、芸術と戦争を通して、困難な状況にもかかわらず希望を見出す人々の姿が描かれており、読み手の心に深く響くことでしょう。
村山さん自らも語るように、「シベリア抑留」は彼女にとって必ず向き合わなければならないテーマでした。戦争の愚かさを、少しでも多くの人々に伝えられるような作品に仕上げるために、心を砕いて執筆されたそうです。村山さんは、出版に際して「どうか、届きますように」とメッセージを寄せています。
特別対談とサイン会イベント
この『DANGER』の刊行を記念し、特別な企画も用意されています。2月27日(金)発売の「波」では、著名な作家である五木寛之さんと佐藤賢一さんとの豪華対談が掲載されます。さらに、3月15日(日)には紀伊國屋書店新宿本店にてトーク&サイン会も開催されます。参加には事前の予約が必要ですので、詳細は店舗のホームページでご確認ください。
物語の背景と村山由佳の歩み
『DANGER』では、武闘と舞踏の間にある人間の心の揺れや、戦争を通じての人々の絆を見つめています。村山由佳さんは1964年に東京都に生まれ、立教大学文学部を卒業後、1993年に『天使の卵――エンジェルス・エッグ』で作家デビューを果たしました。
彼女はその後も『星々の舟』で直木賞、実績として『ダブル・ファンタジー』で柴田錬三郎賞や中央公論文芸賞など、多くの名誉を受賞しています。また、「おいしいコーヒーのいれ方」シリーズやエッセイも執筆し、幅広いジャンルで活躍しています。
本書の購入方法
『DANGER』は四六判ハードカバーで、定価は2,530円(税込)です。詳しい書籍データは以下の通りです。
- - タイトル: DANGER
- - 著者名: 村山由佳
- - 発売日: 2026年2月26日(木)
- - ISBN: 978-4-10-339953-7
- - URL: 新潮社公式ページ
ぜひこの機会に、『DANGER』の物語を手に取って、深い感動と共に村山由佳さんの思いを感じてみてはいかがでしょうか?