音楽フェス「Rainbow Disco Club」における革新的な取り組み
音楽フェスティバル「Rainbow Disco Club」が2026年に向け、新たな挑戦を始めています。静岡県東伊豆町で開催されるこのフェスは、国内外のアーティストを招待し、毎年約1万人が参加する人気イベントです。その運営において、Carstay(カーステイ)株式会社が提供するキャンピングカーが運営拠点として利用されることが決まりました。
動く運営拠点としてのキャンピングカー
Carstayは、キャンピングカーと車中泊スポットのシェアリングサービスを展開する企業です。今回行われる「Rainbow Disco Club」では、同社のカーシェアに登録されたキャンピングカーが4台、運営スタッフ向けの「動く運営拠点」として活用されます。これにより、運営本部や控え室、宿泊スペースなど多機能を兼備した場所を確保することができ、スタッフが快適に過ごせる環境が整います。
設置期間は2026年4月9日から22日までの14日間で、プロジェクト全体の予算は60万円となっています。フェス開催は4月17日から19日までで、会場は地元の東伊豆クロスカントリーコースです。
フェス運営の新しい形
「Rainbow Disco Club」では、これまでに新潟県や福島県などで来場者向けの「動くホテル」を提供してきたCarstayですが、運営スタッフ向けのキャンピングカーの使用は初めての試みです。2025年のフェスでは会場から離れた宿泊施設に宿泊したため、移動に負担がかかっていましたが、今年は運営スタッフがフィールド内で快適に過ごせるよう設計されています。
特に、キャンピングカー内に設置された電子レンジや電気ケトルは、温かい食事をスタッフに提供できるため、好評を得ています。このように運営側も快適な環境を提供することができ、スタッフの作業効率も向上するのです。
未来へのプラン
Carstayとユナイテッドワークスは、この実績を踏まえ、2027年以降には来場者向けのキャンピングカーを宿泊施設として提供するプランや専用駐車場の整備を検討しています。これにより、フェス参加者に新たな体験を提供し、キャンピングカーやモビリティを活用した新しいフェス文化の形成を目指します。
キャンピングカー利用の背景
近年、音楽フェスや大型イベントでのキャンピングカー利用が増加しています。これは、国内の音楽フェス参加者数が増え続けているため、宿泊施設の不足という課題が浮上しているからです。多くのフェスは自然豊かな地方で開催されるため、周辺の宿泊施設は早々に満室となります。このような状況の中、キャンピングカーの利用は有効な解決策として注目されています。
国内ではキャンピングカーの保有台数も増加し、利用頻度が低い車両が多く存在しています。このような遊休資産を活用することで、車両所有者には副収入が得られ、フェス運営側には柔軟な施設を提供することができます。
さらに、固定テントや仮設オフィスよりも運営を機動的に進めることができ、フェスの設営や撤収作業もスムーズに行えることがキャンピングカー導入の大きなメリットです。これにより、スタッフは本来の任務に集中することが可能となります。
まとめ
「Rainbow Disco Club」は、国内外のアーティストが参加する国際的なイベントであり、その認知度も高いです。現在海外ではキャンピングカーが旅行やフェス参加のスタイルとして普及しているため、訪日観光客にも親和性が高いです。
今後、このようなキャンピングカーの活用方法は、観光や地域活性化、災害時の利用など、様々な分野での展開が期待されます。Carstayは、バンライフとしての新しい生活様式の普及を目指し、キャンピングカーを活用した新たな社会インフラの構築に取り組み続けます。