音楽配信代行サービス「narasu」が新しいストアに対応
株式会社ローディアムが提供する音楽配信代行サービス「narasu(ナラス)」は新たに「music.jp」への楽曲登録を開始しました。このサービスにより、音楽アーティストたちは更に多くのリスナーにアクセスできる手段を得ることとなります。具体的には、国内を中心に多彩な楽曲が配信されているmusic.jpで、アーティストは追加料金なしで自分の楽曲を登録することができるのです。
music.jpとは
music.jpは、最新のJ-POPや洋楽、さらには懐かしのヒットソングまで、幅広いジャンルの楽曲を高音質で提供する音楽配信ストアです。ユーザーはパソコンやスマホ、タブレットを使って簡単に楽曲をダウンロードし楽しむことができます。この度の提携により、narasuを利用するアーティストは、music.jpを通じて自らの楽曲をより多くの人々に届けることが可能になります。
narasuのサービスと特徴
narasuは、SpotifyやApple Musicなど、さまざまな音楽配信プラットフォームに楽曲登録を代行するサービスです。このシステムでは、アーティストは無制限に楽曲を配信でき、プロ・アマ問わず音楽を愛するすべての人にチャンスを提供しています。さらに、ナラスでは二つの料金プランが用意されています。
- - 配信し放題プラン:月額定額制で、好きなだけ楽曲を配信可能(料金:月額¥110)
- - 1回払いきりプラン:リリース時に一度だけ料金を支払い、更新料なしで楽曲を配信(シングル:¥2,860、アルバム:¥5,500)
これにより、アーティストは自身のニーズに合わせたプランを選ぶことができます。また、Youtubeでの収益化を目的とした「YouTubeマネタイズサービス」も用意され、音楽活動をサポートする多彩な機能が展開されています。さらに、ボカロや音声合成ソフトを用いた楽曲の配信も可能で、現在は69キャラクターの利用が可能です。
グローバルな展望
narasuは、約180ヵ国以上、50の異なる配信ストアに楽曲の登録が可能となり、さらなるグローバルな展開を目指しています。この新しいサービスの追加により、アーティストは国内外を問わず多様なリスナーとつながるチャンスを手にすることができるのです。
会社の背景と今後の展望
株式会社ローディアムは2005年に設立され、以来デザインやシステム開発、音楽配信など多岐にわたる事業を展開してきました。特に2015年以降は音楽配信事業に本格的に参入し、2020年には国内初のサブスクリプション型音楽配信代行サービス「narasu」を立ち上げました。今後は映像配信事業にも進出する予定で、音楽だけではなく映像コンテンツでもアーティストやクリエイターの作品を支えていく方針です。
今回のmusic.jpとの提携を通じて、narasuはアーティストが世界中のリスナーにアクセスできる道をさらに広げ、音楽業界に新たな風を吹き込む存在となることでしょう。公式サイトやSNSを通じて、今後の動向に注目していきたいですね。