糖尿病理解促進イベント
2025-09-09 13:42:25

陣内孝則さん登場の公開講座で糖尿病の理解を深める

糖尿病と腎臓病の啓発イベントが福岡で開催



2025年9月6日から7日にかけて、福岡市にてバイエル薬品株式会社主催の市民公開講座と没入型映像体験イベントが行われました。テーマは、糖尿病とその合併症に関する啓発活動の一環として、『みんな知っ糖ーと??糖尿病と合併症の関係』です。約1,800名が参加し、糖尿病関連腎臓病についての知識を深めました。

糖尿病の現状と危険性


日本では、糖尿病は国民病とも言われるほど蔓延しています。予備軍を含めると、日本人の5人から6人に1人がこの病気に罹患していることを考えると、非常に身近な問題であることがわかります。また、慢性的に高血糖の状態が続くことで、合併症の危険性も増大し、特に糖尿病が原因の慢性腎臓病(CKD)は厄介な存在です。この病気は透析の原因ともなり、特に九州地方では透析患者の数が全国平均を上回るという深刻な状況にあります。福岡県内での透析患者数は特に多く、年間あたりの医療費も高額であることから、早期発見と対策の重要性が強調されています。

公開講座での講演とトークセッション


9月7日の市民公開講座では、九州大学病院内分泌代謝・糖尿病内科の坂本竜一先生が『腎臓を守るために今できること』をテーマに講演しました。講演では血糖値の管理と尿検査の重要性が強調され、これらが腎機能を守るための鍵であると説明されました。その後のトークセッションでは、ミュージシャンで俳優の陣内孝則さんも参加し、坂本先生の解説に対する質問を交えながら、日常生活で気を付けるべき点について意見を交わしました。

没入型映像体験『“ジンゾリウム”で旅する腎臓のセカイ』


この講座の後、参加者は隣接する会場で開催された没入型映像イベントに参加しました。直径6mの巨大イマーシブドーム内では腎臓の世界が投影され、体の内部を旅するような体験が楽しめる内容でした。陣内さんと坂本先生もこのイベントを体験し、糖尿病と腎臓病の関係をよりリアルに感じたことでしょう。

イベント参加者の声


坂本先生は、糖尿病が腎機能にどのように影響を及ぼすかについて真剣に語り、早期発見がどれほど重要かを訴えました。「腎臓はサイレントキラーと呼ばれ、自覚症状がないまま病気が進行します。定期的な検査が必要です」と警告しました。

陣内孝則さんも「このイベントに参加して、糖尿病と腎臓病の関係を深く理解しました。特に、尿検査が腎機能を守るためにどれほど重要かを認識しました」とコメントしました。彼は地元の透析患者数が全国的に見ても多いことに驚きを隠せない様子でした。

より深い理解に向けて


この2日間のイベントを通じて、多くの参加者が糖尿病や糖尿病関連腎臓病について楽しく学びました。今後もバイエル薬品は、その啓発活動を継続し、予防や早期発見に繋がるような取り組みを行っていく予定です。皆さんも腎臓の健康に気を付け、定期的な検査を受けることをおすすめします。

以上が福岡での公開講座と没入型映像体験の様子です。このような取り組みが、糖尿病に対する正しい理解を深め、健康意識の向上に寄与することを期待しています。


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