オタク向け美容室『OFF-KAi!!』、資金調達と新体制でさらなる成長を目指す

秋葉原と池袋を拠点に、オタク向け美容室『OFF-KAi!!』を展開する株式会社lushtreeが、資金調達を実施し、新たな取締役として株式会社NAGALABの代表取締役である淺野偉之氏を迎えることを発表しました。この共同経営体制への移行により、株式会社lushtreeはさらなる成長を目指していきます。

企業背景

株式会社lushtreeは2016年に秋葉原で設立され、アニメや漫画といったオタク文化に特化した美容室を提供しています。顧客層は主にオタクで、独自のホスピタリティを持ったサービスが特徴です。2019年には池袋店もオープンし、コロナ禍でも売上は年々増加しており、需要の高さが伺えます。

一方、株式会社NAGALABは2024年に設立された企業で、スタートアップ向けの成長支援を主な業務としています。淺野氏は、その豊富な経験を生かし、経営や事業戦略の支援を通じて多くの企業を成長へと導いてきました。今回の共同経営による資金調達は、株式会社lushtreeの経営基盤をより一層強固にし、サロン事業の進展を加速させるものです。

資金の使途

今回調達した資金は以下の主要な用途に投資されます。
1. マーケティング - 新たな顧客層を開拓し、広報活動を強化。
2. 店舗開発 - 新たなサロンの開設および既存店舗の改装。
3. 人材採用 - 専門的な技術を持つスタッフの採用を進め、サービス品質の向上を目指します。

新任取締役の紹介

新たに取締役に就任する淺野偉之氏は、東京大学経済学部を卒業後、新日本製鉄株式会社に入社。製鉄所の生産計画やオペレーションの最適化に携わった後、ボストンコンサルティンググループでの経験を経てスタートアップの道に転身しました。株式会社Yappliで上場を果たした後、現在は株式会社NAGALABを運営しています。この豊かな経験を基に、株式会社lushtreeに新風を吹き込みます。

淺野氏は、「オタク向け美容室『OFF-KAi!!』は、ただのサロンではなく、文化を共有できる新しいコミュニティを生み出す場であると信じています。今後、その成長とともに新たな文化的価値を創出していけるよう全力を尽くします」とコメントしています。