洋傘の魅力を伝える新しい書籍
株式会社小宮商店が、2026年3月5日(木)に「詳しく楽しく学べる 洋傘の教科書 1%以下の洋傘のこと」を発表しました。この書籍は、日本製洋傘の魅力や歴史を深く掘り下げ、読み手にその魅了を伝えることを目的としております。
日本製洋傘の真実
日本で流通する洋傘の中で、日本の職人たちによって手作りされる洋傘は、実にわずか1%以下です。本書は、日本製洋傘の奥深い魅力に焦点を当て、一人でも多くの人にその価値を知ってほしいという思いから制作されました。
小宮商店は、江戸東京きらりプロジェクトのモデル事業として選定され、2023年より参加。これにより、書籍の発行が実現したのです。
書籍の内容
この書籍では、洋傘の構造や製造過程、さらにはその歴史や背後にある職人の熱い想いまでを丁寧に説明しています。専門的な分野も、ユニークなキャラクターを用いて、わかりやすく伝えることに工夫が凝らされています。
第1章:洋傘を知ろう
まずは、洋傘の基本について学びます。「洋傘」と「和傘」の違いや、構造、パーツ、用途、サイズ、品質基準、さらには試験方法まで詳しく説明します。これにより、洋傘の基礎知識をしっかりと習得できます。
第2章:洋傘の中をのぞいてみよう
洋傘は、主に「骨」「生地」「手元」という3つのパーツから成り立っています。本章では、各素材の特徴を学び、これらを製作する職人の想いに触れながら、伝統的な技術を体感することができます。
第3章:洋傘をつくる・育てる・なおす
洋傘がどのように作られるか、その工程を詳細に紹介し、職人の技術や使用する道具を掘り下げます。また、洋傘の修理やメンテナンスの重要性を通じて、傘の文化的な価値も伝えることに重点が置かれています。
第4章:洋傘のはじまり
古代オリエントからヨーロッパにかけて、洋傘はどのように発展してきたのでしょうか。18世紀以降の進展や材料の変遷を探り、洋傘が歴史の中で果たした役割を明らかにします。
第5章:和傘のはなし
日本の和傘の歴史を古代から江戸時代にかけて辿り、構造や用途に加え、中国や東南アジアの傘文化についても解説します。和傘と洋傘の違いを理解するための手助けとなる章です。
第6章:日本に広まった洋傘
1854年の黒船来航とともに日本に導入された洋傘。明治時代における国産化の進展や職人たちの努力、そして技術革新についても詳しく紹介します。
第7章:技と心をつなぐ
東京都伝統工芸品に認定された「東京洋傘」。伝統技術を継承するための取り組み、及び日本製洋傘の価値について、今を生きる職人たちの想いを探ります。
書籍の詳細
本書は、B5判で176ページのボリュームがあり、価格は2,700円(税込)です。販売は小宮商店のウェブサイト及び店舗(東京都中央区東日本橋3-9-7)で行われます。ウェブサイトでの販売は、3月12日(木)からの予定です。
書籍の詳細や購入については公式ウェブサイトをご覧ください。
小宮商店公式ウェブサイト
まとめ
『詳しく楽しく学べる 洋傘の教科書』は、日本文化の一端を知る貴重な資料です。洋傘の世界への理解を深めるために、ぜひ手に取ってみてください。