意志強ナツ子『るなしい』完結記念トーク＆サイン会が二子玉川で開催

意志強ナツ子『るなしい』完結を祝うイベントが開催

2025年9月6日（土）、東京都世田谷区の二子玉川蔦屋家電で、著作『るなしい』の完結記念トークイベントとサイン会が行われます。このイベントは、作品の独自なヒューマンドラマに魅了されたファンにとって、特別な意味を持つ瞬間となることでしょう。

講演者とプログラム

主催は二子玉川蔦屋家電で、トークの司会を務めるのはコミックコンシェルジュの山本仁さん。彼は、意志強ナツ子さんの作品を長年推し続けてきた立場から、作品に込められた意味や、著者の創作の源流に迫る興味深い質問を投げかける予定です。意志強さんは、「洗脳や信仰」という深いテーマを描く作家として知られ、そのスタイルは多湿で粘着質な感覚を醸し出しつつ、シンプルなタッチで描かれていることでも定評があります。

イベントの詳細

トークは13:00から開始し、12:30には開場予定です。定員は55名と限られているため、参加を希望する人は早めの予約をお勧めします。参加条件として、Peatixで1,500円（税込）の参加券を購入し、当日『るなしい』の1巻から5巻のいずれかを1冊以上購入する必要があります。参加者には、意志強ナツ子さんの直筆イラスト付きサインが特典として用意されています。さらに全巻購入者には「特別色紙」がプレゼントされるとのことです。

著者の魅力と作品の背景

意志強ナツ子さんは、2012年にプラハ美術アカデミーを修了後、2014年にデビュー作『女神』を発表。その後も、多くの作品で洗脳や信仰をテーマに扱い、独自の世界観を構築してきました。『るなしい』は、他の作品と同様に、彼女が描く「人間の営み」の根源に迫る重要な作品であり、最終巻においては登場人物ケンショーの人生の転機や、彼を取り巻く人々とのドラマが描かれています。