全国のローソンATMで「OMOTANコイン」チャージが可能に!
神奈川県秦野市のデジタル地域通貨「OMOTANコイン」が、2025年9月1日からローソン銀行のATMで現金によりチャージできるサービスを開始することが決定しました。これは、横浜銀行とローソン銀行の提携によるもので、全国に設置されている13,900台以上のローソン銀行ATMを通じて、24時間365日利用可能になります。
「OMOTANコイン」とは?
「OMOTANコイン」は、秦野市内の500以上の加盟店で使用することができるデジタル地域通貨です。ユーザーはスマートフォンに専用アプリをダウンロードし、事前に現金をチャージすることで、1コインを1円として使えるようになります。このキャッシュレス決済は、地域の小規模店舗の活性化にも寄与しています。
利便性向上の背景
今回のサービスは、AML(アプリケーション・マネー・ライセンス)を有する株式会社フィノバレーが提供するデジタル通貨プラットフォーム「MoneyEasy」を活用しています。これにより、ローソン銀行ATMからチャージ可能なデジタル通貨が6種類に増加し、利用者にとってさらに便利な環境が整います。
ローソン銀行は、ATMのサービス拡充と提携先の拡大を通じて、お客様の利便性向上に取り組んでいく方針です。
チャージ方法についての詳細
現金によるチャージは現行機および新型機の2つの方法があります。現行機では、入金できる現金は紙幣のみで、1,000円以上1,000円単位でのチャージが可能です。また、1回のチャージ上限額は10万円となっています。なお、おつりは出ないため、ATMに投入された金額はすべてチャージされることになります。
さらに、 ATMが設置されている店舗の営業時間に注意が必要です。24時間営業でない場合、ATMの利用可能時間も限られるため、事前に確認しておくことをお勧めします。
まとめ
ローソン銀行のATMによる「OMOTANコイン」への現金チャージサービスの開始は、地域経済の活性化だけでなく、ユーザーの日常生活における利便性向上にもつながるでしょう。これからの「OMOTANコイン」の普及にも期待が高まります。地域に密着した新たなサービスが、どのように私たちの生活を変えていくのか、注目していきたいと思います。