未発表音源集『Songbird』
2025-10-03 11:19:27

ウェイロン・ジェニングス未発表音源集アルバム『Songbird』が本日リリース

復活!ウェイロン・ジェニングスの未発表アルバム『Songbird』



カントリー音楽界のレジェンド、ウェイロン・ジェニングスの愛を込めた音楽が、没後23年を経て再び耳に届きます。彼の息子であり、3度のグラミー受賞歴を持つシューター・ジェニングスが手がけた未発表音源集アルバム『Songbird』が本日、リリースされました。この作品は、従来のウェイロン・ジェニングスの魅力を保ちながら、まったく新しい形で彼の音楽を楽しむことができる貴重な機会です。

アルバム『Songbird』の内容とは



『Songbird』はウェイロンのキャリアの新たな扉を開く作品であり、彼の1973年から1984年にかけての未発表音源を収めています。シューターは、「このアルバムは父の現代への帰還を祝うものです」と語り、その中の情熱や魂が今日でも生きていることを強調しています。このプロジェクトは全世界でのリリースが決定しており、今後数年にわたり、他の未発表音源も公開される予定です。

主な収録曲



その中でも、すでに先行リリースされたフリートウッド・マックの名曲「Songbird」のカバーは耳に残るメロディとともに彼の力強い声が印象的です。また、1978年のアルバム『I’ve Always Been Crazy』のセッションで録音された「The Cowboy (Small Texas Town)」のアレンジも新鮮で、聴く者を魅了します。

アルバムには、ウェイロンのドラマーであるリッチー・オルブライトとの共同作業に加え、著名なペダル・スティール・ギタリスト、ラルフ・ムーニーらが参加しています。シューターが新たに編纂したミックスは、彼の父の音楽の真髄を現代に再現することを目指しています。

発表イベントの模様



アルバム『Songbird』は、カリフォルニア州ウェスト・ハリウッドのザ・ヴァイパー・ルームで行われたイベントで発表されました。この特別な日には、ウェイロンのバック・バンドであるThe Waylorsのメンバーや多くのカントリー/アメリカーナのアーティストが参加し、ウェイロンの名曲を披露しました。特にシューター・ジェニングス自身がステージに立つ様子は、ファンにとって感慨深いものでした。

ウェイロン・ジェニングスの軌跡



ウェイロン・ジェニングスは1937年にテキサスで生まれ、8歳からギターを弾き始め、14歳にはラジオDJとしてのキャリアをスタートしました。彼はバディ・ホリーとともに活動し、ソロデビュー後はカントリー界での革新的なプロデューサー、アーティストとして名を馳せました。旧態依然としたナッシュヴィルのシステムに疑問を持ちながらも、自らのスタイルで“アウトロー・カントリー”という新たな流れを創出しました。

ウェイロンの音楽は彼が亡くなった後も、多くのアーティストたちに影響を与え続けています。今回の『Songbird』は、そんな彼の遺産を感じる貴重な作品です。古き良きカントリーの魅力を再発見し、ぜひアルバムを手に取って聴いてみてください。新たな感動が待っています。


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