日本で人助け文化を広める絵本『こころがぽかぽか』の誕生
このたび、日本の人助け文化普及のための試みとして、オリジナル無料絵本『こころがぽかぽか』が完成しました。この絵本は、国際医療NGO「ジャパンハート」が中心となり、有志の支援者たちが参加するコミュニティ「ジャパンハート部」によって企画されました。
絵本制作の背景
日本は、イギリスに本部を置く慈善団体Charities Aid Foundationが発表した「World Giving Index2024」において寄付やボランティアでの行動が非常に低く、143位中141位というワースト2位にランクインしています。このような現状に対して、支援者たちは「どうすれば人助け文化をもっと広めることができるのか?」との課題意識を持ち、話し合いが進められました。
その結果、子どもたちに向けたメッセージを絵本という形で届けることが決まり、イラストレーターとして活動する手塚雅恵氏がプロジェクトに参加しました。手塚氏は、同団体のマンスリーサポーターでもあり、絵本の企画・構成は「ジャパンハート部」によって行われました。
無料で公開予定
『こころがぽかぽか』は、小学校低学年向けの内容で、全16ページのA6サイズの折本として製作されました。この絵本が、多くの子どもや親子に読まれることを願って、ジャパンハートの公式ホームページで一般に公開(無料閲覧)される予定です。
イベント情報
絵本の完成を記念して、都内のこども食堂にて、子どもたちがこの絵本に触れるイベントが開催される予定です。日時や場所については現在調整中で、確定次第公表される予定です。取材も歓迎とのことですので、興味のあるメディア関係者はぜひお問い合わせください。
絵本の内容について
『こころがぽかぽか』は、手塚雅恵氏のイラストで描かれる温かな物語が展開される予定です。具体的な内容は公開前のためまだ明かされていませんが、多くの人々に優しさや思いやりの心を届ける作品となるでしょう。
手塚雅恵氏の経歴
手塚雅恵氏は、フリーランスのイラストレーターであり、企業パンフレットや書籍の挿絵、パッケージイラストなど、さまざまなジャンルで活躍しています。彼女は、10年以上前に放映された『情熱大陸』でジャパンハートの創設者・𠮷岡秀人氏の活動に感銘を受け、無償で協力したいと申し出たことから関わるようになりました。彼女が手がけた最初の作品は、ジャパンハートがミャンマーで運営する養育施設「Dream Train」の紹介チラシです。
まとめ
この新たな試み『こころがぽかぽか』は、ただの絵本ではなく、未来を担う子どもたちに人助けの大切さを伝える重要なメッセージを持っています。日本で人助け文化が根付くことを願って、このプロジェクトが多くの人に理解され、広まることを期待しています。