ボカロP × 歌い手 × 声優が織りなす新たな音楽体験
新たな音楽コンテンツ『僕たちは夜な夜な』から、新曲『ラベル』のミュージックビデオが公開されました。このプロジェクトは、ボカロPと歌い手、さらには声優が融合した、まさに感情を歌に乗せるドラマティックな試みです。今回の楽曲は、「本当の自分」を解放することをテーマにしており、多くの人々が抱える「生きづらさ」に迫ります。
新キャラクターの登場
今作で中心的なキャラクターとなるのは、仙河アサギです。彼は学校のおしゃれグループに属する、外見が良いイケメンですが、内心では自分の価値基準に悩み、SNSでの「正解」を探し続けています。しかし、そんなアサギがクラスTシャツのデザインを任されることになり、周囲からの意見によって自分の「恥」を受け入れざるを得ない場面が描かれています。「不正解な自分を見せるのは嫌だ」という彼の葛藤が、この楽曲の根幹を成しています。
恥を受け入れる勇気
アサギは、意見を求めた友人のしゅあんから率直にアドバイスを受けます。「好きにすればいい」「恥をかいてみれば?」という言葉に彼は困惑しますが、それが彼の心に揺らぎをもたらします。このような「恥」に対する感情を、ボカロPの内緒のピアスと歌い手のしゅーずが見事に楽曲に昇華しています。
『ラベル』の魅力
楽曲『ラベル』は、6月6日(金)から公開され、サブスクリプション及びダウンロードでの配信もスタートします。この楽曲は、「自分をさらけ出すことに対する不安」というテーマから、恥を脱ぎ捨てて一歩踏み出す勇気が伝わってきます。心に響くメロディーが、聴く人々を惹きつけ、感情の波に乗せてくれることでしょう。
また、MV制作においては、イラストをrunaが担当し、動画を藤墅が手がけています。彼らの独自のスタイルが、キャラクターの内面的な苦悩を際立たせる美しい映像に表現されています。
クリエイターたちの思い
音楽・イラスト・動画制作者それぞれからのコメントも到着しています。内緒のピアスは、感情豊かな歌詞とメロディーで聴く人を虜にするアーティストであり、自身の楽曲で自分の感情を丁寧に描き出しています。一方しゅーずは、その深い声と独自のスタイルで幅広い年齢層に支持されています。
イラストを担当したrunaは、彼女ならではの「病み感」を漂わせた作品で、キャラクターの内面を美しい色合いで表現。動画クリエイターの藤墅は、そのゴシック調の演出で作品に命を吹き込んでいます。彼の演出力は、視覚的に楽しませつつ、ストーリーを効果的に展開する手助けをしています。
公式リンクをチェック
新曲の魅力をさらに知りたい方は、いち早くMVやショートストーリー動画をチェックしてみてください。YouTubeや各種サブスクリプションサービスでの配信も行われているので、ぜひお見逃しなく。
こうして再び新たな音楽ビジュアルが生まれた『僕たちは夜な夜な』。キャラクターたちの心の声とともに、聴く人に新たな感情を呼び起こすこの作品をぜひ楽しんでください。