宮沢氷魚の絵本重版
2025-09-02 11:13:18

宮沢氷魚が手掛けた動物絵本『ほしがりやのクジラ』が2刷重版に決定

宮沢氷魚が翻訳した『ほしがりやのクジラ』が2刷重版



2025年に発売予定の絵本『ほしがりやのクジラ』が、好評を受けて2刷重版が決定しました。世界中で350万部以上が売れ、43言語に翻訳されているこの動物絵本シリーズは、人気作家レイチェル・ブライトとイラストレーターのジム・フィールドによる第四弾です。

この物語の主人公は、クジラのハンフリー。広い海の底で自分の心を満たすものを探し続けるハンフリーは、多くの物を集めてはみるものの、心はいつも空っぽのままです。そんなある日、彼は美しいサンゴ礁を見つけ、その前に現れたカニから「本当は何が欲しいの?」と問いかけられます。この言葉がきっかけとなり、ハンフリーは本当に大切なものに気づいていくのです。それは、物ではなく、心の豊かさです。

宮沢氷魚の翻訳デビュー



俳優の宮沢氷魚が本作の翻訳を担当するのは今回が初めてです。自らの言葉で描かれる物語のメッセージについて、彼は「しあわせってなんだろうと時々考えます。考えても答えはなかなか出ないですが、この物語が描くしあわせには大変魅力を感じています。」とコメントしています。彼の視点で再解釈された物語がどのように表現されているのか、期待が高まります。

著者とイラストレーターのプロフィール



【レイチェル・ブライト】
イギリス出身の絵本作家で、多数の賞を受賞し、彼女の作品は43カ国語に翻訳されています。晴れた日に版画工房でインクまみれになりながら新作アイデアを思いつくことが好きです。

【ジム・フィールド】
イラストレーターでありキャラクターデザイナーでもあるフィールドは、数々のアワードを受賞しています。現在は妻と娘、小さな猫と共にパリ近郊で暮らしています。

宮沢氷魚は、1994年にアメリカで生まれ、日本に帰国後『コウノドリ』第2シリーズで俳優デビュー。その後映画やドラマに出演し、話題を呼んできました。最近では『エゴイスト』に出演し、第16回アジア・フィルム・アワードで助演男優賞を受賞しています。彼のキャリアは今もなお成長を続けており、本書の翻訳を通じて新しい側面を見せてくれることでしょう。

書籍の詳細



『ほしがりやのクジラ』は、2025年3月27日に発売予定です。価格は1,760円(本体1,600円+税)で、A4変型の上製本となっており、全32ページのオールカラー仕様です。ISBN番号は978-4-86791-045-0です。

この心に響く物語の再登場が待ちきれません。ぜひ手に取ってみてください、あなたの心にも宝物が見つかるかもしれません。


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