アンギルズとbuggy、映画宣伝を変革するパートナーシップを締結
2023年、ホラーショートドラマアカウント「コワゾー」を運営するアンギルズ合同会社と、buggy株式会社が戦略的パートナーシップを結び、映画宣伝のデジタルプロモーションを強化することが発表されました。この提携は、映画ファンが新たな情報を得る手段が変化する中で、両社が持つ特異な能力を活かして、効果的なSNSプロモーションを実現することを目指しています。
提携の背景と目的
映画業界において、SNSは重要な情報源となっています。特に若年層に対しては、ショート動画などの新しい形式のコンテンツが求められています。アンギルズが運営する「コワゾー」は、すでに130万人以上のフォロワーを持ち、再生数はなんと3億回を超える人気を誇ります。この強力な影響力を活用し、映画宣伝とSNS広告運用に長けたbuggyとの協業を通じ、より多くの観客へ映画の魅力を届けたいとしています。
具体的な協業内容
このパートナーシップでは、以下の領域で共同作業が行われます:
- - 映画作品のPRショートドラマの共同制作
- - SNSプロモーション戦略の立案と実行
- - AIを活用したコンテンツの最適化と効果測定
- - 適切な俳優やインフルエンサーのキャスティング
これにより、映画作品は新たな形で市民の目に留まり、劇場への来場促進も図られる予定です。
映画との親和性
「コワゾー」は、これまでにも数多くの映画作品のプロモーション実績があります。映画『か「」く「」し「」ご「」と「』や『見える子ちゃん』など、注目作品のPRショートドラマを制作しており、その技術力とクリエイティブ性は高く評価されています。加えて、TikTok TOHO Film Festivalでは観客賞を受賞し、2022年や2024年にはノミネートも果たしています。
今後の展望
両社はこの提携を通じて、映画の新しい宣伝モデルを構築することを目指しています。SNS上で映画の「最初の接点」を作り出し、観客の劇場への誘導を強化することで、業界全体のデジタルプロモーションを新たな次元へ引き上げる計画です。将来的には映画分野にとどまらず、エンターテインメント全体のプロモーション支援にも力を入れていくとのことです。
会社の声
提携に際して、アンギルズの代表である秦敏樹氏は、「コワゾーのコンテンツ力と制作力をbuggyのマーケティング力と掛け合わせることで、映画の物語を最大限引き出せる」と期待感を表明しました。一方、buggyのCEO原澤辰史氏も、「コワゾーのクリエイティブ力が、戦略の具現化には不可欠だ」と語り、映画業界における新たなプロモーション手法の構築に意欲を示しています。
まとめ
このパートナーシップは、ホラーショートドラマと映画プロモーションの新しい形を模索するもので、SNSを中心にした新世代のエンターテインメントの在り方を提案しています。両社の協業による成果に注目が集まります。