初心者向けの『PrePoMax 実践編』が登場
このたび、インプレスが新たに発行した書籍『PrePoMax実践編構造解析の基礎から応用まで』は、初心者でも安心して取り組める内容となっています。著者の川畑真一氏が手がけた本書は、オープンソースの構造解析ソフトウェア「PrePoMax」について、実践的な手順を豊富な図解とともにわかりやすく解説しています。
書籍の特徴
『PrePoMax』は、GUI(グラフィカルユーザーインターフェース)を用いて構造解析を実行できるソフトです。本書では、最新バージョンv2.3.0に対応した解析手順を、ステップバイステップで解説しており、初心者や過去に挫折した方でも無理なく学ぶことができるよう配慮されています。具体的な事例を通じて、線形静解析や熱伝導解析、熱応力解析、固有値解析、周波数応答解析など、多彩な解析手法を習得できます。
各章の例題は、わかりやすさに重点を置いて設計されているため、一から学び始める方でも安心です。また、基本的な操作から詳細な設定方法まで、丁寧に説明されており、読者は自分のペースで学ぶことができるでしょう。
目次のご紹介
書籍の中身も充実しており、以下のような目次が用意されています。
1. PrePoMaxの環境構築
2. 線形静解析
3. 熱伝導解析
4. 熱応力解析
5. モーダル解析
6. 周波数応答解析(モード法)
7. 解析
8. 応用機能
これらの章を通じて、読者がPrePoMaxを活用し、効率的な構造解析を実現できることを目指しています。
著者紹介
川畑真一氏は、オープンCAE勉強会@関西の幹事でもあり、オープンソースのCAE関連の情報発信とユーザー交流を積極的に行っています。技術書の執筆だけでなく、設計者向けのGUI作成業務にも従事しており、専門的な知識を持つ著者の指導のもと、読者は自信を持って学ぶことができるようになります。
価格と書籍情報
本書は、電子書籍版が1,800円(税別)、印刷版は2,000円(税別)で販売されます。電子書籍フォーマットはEPUB3、印刷書籍はB5判で全164ページの内容です。ISBN番号は978-4-295-60422-8です。
販売ストア
書籍は、Amazon Kindleストアや楽天kobo、Apple Books、紀伊國屋書店 Kinoppyなど、さまざまなプラットフォームで購入可能です。印刷版はAmazonでも取り扱われますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
技術の泉シリーズについて
『PrePoMax』の実践編は、技術者の知見を集めた『技術の泉シリーズ』の一冊として位置づけられています。このシリーズは、技術同人誌を基にした商業書籍を通じて、エンジニアの知識とアイデアを広く普及させることを目的としており、持続可能な出版モデルを採用しています。
この新しい書籍を通じて、ぜひ皆さんも構造解析の面白さや奥深さに触れてみてはいかがでしょうか。