ウサギ・ジャポンが新たに取締役を迎え、さらなる飛躍へ
株式会社ウサギ・ジャポン(東京中央区茅場町)は、6月5日付でブランドプロデューサーの橋本尚子氏を新たな取締役として迎え入れたことを発表しました。この人事は、同社のこれからの発展に大きな期待が寄せられています。
ウサギ・ジャポンは、2016年に旧社名TOE THE LINEとして創業し、"夢を持った人が一歩踏み出せる社会を目指す"という理念のもと、事業を展開してきました。2024年12月には社名を刷新し、2025年3月には新代表として菅野敬大氏が就任するなど、明確なビジョンのもとで新たな道を進んでいます。
橋本尚子ってどんな人?
橋本さんは早稲田大学を卒業後、サービス業や卸売業界での営業及びマーケティング職を経て、グアムのホテルの日本事務所代表を担当されました。特に、リブランディングを手掛けたことで、入社2年目には前年の200%の売上を達成するなど、結果を出してきた実績があります。
その後、2013年には東京ドームで開かれた食空間コンテストで大賞を受賞し、テーブルコーディネートやパーティプロデュースといった分野で本格的に活動を開始。幅広いイベントのプロデュースに携わる中で、多くの企業のブランド化に貢献しています。これまで国内外で数多くのイベントを手掛け、その規模も少人数から1,300名規模まで多岐に渡ります。
彼女の得意分野はブランディングだけでなく、SNSマーケティングにも精通し、現代の市場に必要な感性を持ち合わせています。今回のウサギ・ジャポンへの参画に際しては、「日本と海外、感性とビジネスをつなぐ」というビジョンに共感し、取締役としての役割を果たす決意を語っています。
新体制での展望
ウサギ・ジャポンの代表取締役社長を務める菅野敬大氏は、橋本さんをチームの一員として迎え入れることを強く期待しています。彼は彼女の才能がウサギ・ジャポンの常に進化を目指すミッションに具体的な方向性を与えると信じています。
社長の菅野氏は「点がつながる、メルヘンな和を描く」という彼らのビジョンがより緻密に実現可能になるとコメント。そこには、個々の自由を尊重しながら皆が共に成長できる社会を描いていることが伺えます。
仲間との信頼関係
ウサギ・ジャポンの会長である鈴木万梨子氏も、橋本さんとの信頼関係を強調しました。グアムでの旅行企画時に出会った2人は、その後の経験を経て再び共に働くことになったことを喜びとして表現しています。
彼女たちのコラボレーションは、ビジョンの実現に向けた新たな力となるでしょう。ウサギ・ジャポンとしては、橋本さんの多様なスキルを活かして、より多くの人々に感動を与えられる事業を展開していく意向です。
まとめ
ウサギ・ジャポンの新体制としてのスタートは、インパクトを持つものであると期待されています。橋本尚子氏の取締役就任を機に、これまで以上に国内外でのブランド力が向上し、「和」をテーマにしたコミュニケーションデザインの新境地を切り開くことでしょう。ウサギ・ジャポンのこれからに注目が集まります。