福岡で開催中の「つながる世界」展
2025年9月12日から27日、福岡のナツメ書店で「つながる世界〜パレスチナのこどもたち写真展+絵本作家の絵画展」が開催されています。この展覧会は、パレスチナの現状や子どもたちの状況に焦点を当てることを目的としており、多くのアート作品や写真が展示される貴重な機会です。
展覧会の背景
パレスチナでは、70年以上にわたって続く暴力や占領が影響し、特に子どもたちが多くの被害を受けています。最近の状況はさらに深刻で、2023年10月以降の攻撃により、パレスチナ全土で5万人以上の市民が命を落とし、特に子どもたちの死者数は1万5千人を超えています。このような悲劇的な現実を知り、私たちがどのように声を上げ、表現するべきかを問い直す展覧会です。
展示内容
本展では、多くの著名な絵本作家による20点ほどの絵画と、実際にパレスチナで出会った子どもたちの写真が並べられています。作品を通じて、参加作家たちは子どもたちの無邪気さを取り戻したいという願いを込めています。著名な絵本作家には、えがしらみちこさんや酒井駒子さん、ひろかわさえこさんなどが参加しています。
開催スケジュール
- 【ナツメ書店】
2025年9月12日(金)〜27日(土)、12:00〜17:00(9/15、9/16、9/22、9/23は休館)
- 【絵本の店あっぷっぷ】
2025年10月1日(水)〜15日(水)、10:00〜18:00
- 【Book&cafe Wonderland】
2025年10月21日(火)〜11月15日(土)、9:00〜18:00
過去には京都、東京、広島での開催もあり、多くの来訪者に恵まれました。
絵本作家の活動とメッセージ
参加した絵本作家たちは、パレスチナの子どもたちが受けている衝撃的な現実を目の当たりにし、何か行動を起こすべきだと考えました。彼らは特に、絵本というコンテンツを通じて未来に希望を抱くことができる子どもたちの存在を忘れないよう訴えています。絵本作家の作品は、そうした思いを反映しており、観覧者もその感情に触れることで、何かを感じ取る機会が得られることでしょう。
終わりに
この展覧会を通じて、私たち自身が社会問題について声を上げ、関心を持つ重要性を再確認しましょう。また、パレスチナの子どもたちの現状や彼らが抱える深い悲しみを理解することで、社会全体でその改善を目指す姿勢が求められています。展覧会に訪れることで、大きな感動と共に新たな視点を得る機会となるはずです。