桜美林大学、人的資本経営論プログラムを発表
2025年10月、桜美林大学は新たに「企業価値を高める人的資本経営論」を開講します。このプログラムは、企業が持続的に成長するために必須となる人的資本経営の重要性を理解し、実務に応用するための具体的な知識と手法を学ぶ内容です。
プログラムの背景
近年、企業経営において人的資本経営の役割がますます重要視されています。企業の持続的成長には、単に利益を追求するだけではなく、社員一人ひとりの価値や能力を最大限に引き出すことが求められます。そのため、企業の人事部門には、ただの人事業務をこなすだけでなく、積極的に「人的資本」を経営戦略に組み込む新しい役割が期待されています。これを受け、桜美林大学では人的資本経営の基礎から実践的なマネジメント手法までを学ぶプログラムを設けました。
プログラムの目的と内容
このプログラムでは、以下のような内容がカバーされます:
- - 人的資本経営の基礎
- - 人的資本に関する情報開示
- - 人材の確保、育成、維持に関する戦略
- - キャリアの自律と柔軟な働き方
- - 職場の心理的安全性の確保
- - 成功事例を基にした人的資本経営の実践
全7回にわたる講座は、「基礎理解から実務的手法まで」をテーマに組まれています。参加者は、自社における人材マネジメントの改善に向けた具体的なアイデアを得ることができます。
対象者
このプログラムは、以下のような方々に特に適しています:
- - 経営企画やサステナビリティ部門の責任者
- - ESG投資や統合報告にかかわるIR担当者
- - サプライチェーンの管理や調達を行う実務者
- - 地域共生や環境関連の新規事業を担当する方々
- - 生物多様性について評価・報告を行う専門家
参加メリット
受講することで得られるメリットは多岐にわたります。人的資本経営の本質を理解するとともに、情報開示への対応力を向上させ、戦略的人材育成の視点を獲得することができます。また、職場環境の心理的安全性を高めるための組織文化の構築や、先進企業の事例を学ぶことで、自社の経営に応用できる力も身につきます。
スケジュールと受講方法
プログラムは2025年10月29日から12月10日までの毎週水曜日に実施され、各回100分のオンライン授業が行われます。双方向型Zoomライブ配信を通じて、受講者同士の交流や質疑応答も可能です。また、参加できなかった方のために全回録画も提供されるので、アーカイブ視聴も選択できます。
受講料は全7回で80,000円。定員は先着30名となっており、興味がある方は早めの申し込みをおすすめします。
お問い合わせ
プログラムに関する詳細や無料説明会への参加申し込みは、株式会社ソーシャルインパクト・リサーチの公式サイトから可能です。興味のある方はお気軽にご連絡ください。今後の企業経営を考える上で、人的資本経営は避けて通れないテーマとなるでしょう。この機会に、しっかりと基礎から学び、実務に活かしていく知識を身につけましょう。