生物多様性プログラム
2025-08-21 15:02:20

桜美林大学が生物多様性に特化した実務者養成プログラムを開催!

桜美林大学が開講する新たなプログラムとは



桜美林大学は、9月から生物多様性とビジネスに関する特別講座を開講します。このプログラムは、今後企業が直面するESGやサステナビリティ関連の課題に対処するために必要不可欠な知識とスキルを提供することを目的としています。特に、TNFD(Taskforce on Nature-related Financial Disclosures)への対応を考えている企業様にとっては、避けては通れない内容となっています。

このプログラムでは、様々な学問領域からの視点を取り入れ、生物多様性の基礎知識から、企業のリスクや事業機会の評価方法、持続可能な意思決定について学びます。全7回の講座で構成されており、参加者は理論だけでなく、実務的な手法も身につけることができます。

プログラムの内容



実際の講座では、次のようなカリキュラムが予定されています。

1. ガイダンスと導入
参加者の皆さんの自己紹介から始まり、生態学の基本や絶滅危惧種についての基礎知識を学びます。

2. 生態学の捉え方
種間相互作用や空間性について掘り下げ、より深い理解を目指します。

3. 依存:生態系サービスと事業リスク
生態系サービスが企業活動に及ぼす影響を検討し、リスクを評価する方法を学びます。

4. 影響:生物多様性を計測する
様々な調査手法や指標を用いた生物多様性の評価方法を詳しく学びます。

5. ネクサス&ランドスケープアプローチ
部門間および地域間の横断的アプローチの重要性を理解します。

6. ネイチャーポジティブ経済移行
ネイチャーポジティブの概念を綺麗にビジネスに組み込む方法について議論します。

7. TNFDレポートを使ったディスカッション
最終的に、実際のTNFDレポートを使用してのディスカッションを行います。

受講対象者と参加メリット



このプログラムは、経営企画やサステナビリティ部門、ESG投資、サプライチェーン管理を担う実務者など、幅広い業種の参加者を想定しています。参加することによって得られるメリットは以下の通りです。
  • - 経営と直結する知識の獲得: 生物多様性を企業価値創造の要素として捉える視点が得られます。
  • - TNFDフレームワーク対応力の強化: 企業の開示や投資家対応に活かせる実務的理解が深まります。
  • - リスクマネジメントと機会創出: 財務リスクを最小化しつつ、新規事業の機会を探るための支援を得られます。
  • - ネットワーク形成: 同じ課題意識を持つ異業種の専門家との交流を通じて、新たなビジネスチャンスを見つけられるかもしれません。

受講開始について



プログラムの受講は2025年の9月から11月までの全7回で、オンライン形式で行われるため、参加しやすい環境が整っています。Zoomを使用し、双方向のコミュニケーションを大切にしながら進めます。また、全ての講座は録画してアーカイブが提供されますので、参加できなかった場合でも後から学ぶことが可能です。受講料は全7回で100,000円ですが、割引制度もあり、定員は30名ですので、興味のある方は早めの申し込みをお勧めします。

この貴重なプログラムに参加することで、今後のビジネス環境に適応する力を身につけ、持続可能な未来に向けて一歩踏み出すことができるでしょう。興味がある方は、ぜひ公式サイトから説明会のお申し込みをお待ちしています。


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