デスノート THE MUSICAL、10周年記念公演の初日が華々しく開幕！

ミュージカル『デスノート THE MUSICAL』、初日を迎え開幕！

人気漫画「DEATH NOTE」のミュージカル版が、2023年11月24日から東京建物 Brillia HALLで上演される。初日を前に最終舞台稽古が行われ、期待が高まっている。こちらの作品は、2003年から2006年まで連載され、映画やドラマ、アニメなど多岐にわたるメディア展開を遂げた人気作だ。2015年に日本での初演が行われ、以降は再演を重ねると共に、海外でも注目を集める大ヒットミュージカルとなっている。2025年には10周年を迎え、新たに披露されるデスノートの世界はどのようなものなのだろうか。

キャスト陣の魅力

主人公・夜神月役は、Wキャストで加藤清史郎と渡邉蒼が務める。加藤は、映像作品から舞台まで幅広く活動し、高い表現力で多くの観客を魅了してきた俳優。一方で渡邉は、23年に舞台初主演を果たし、注目の若手としてその存在感を示してきている。二人の演技は、観客に夜神月の“正義”とその心理的葛藤を深く感じさせるだろう。

加藤は、「『デスノート』の世界で生きることは、大きな覚悟を要する」と語り、渡邉も「多くの人の心を掴むこの作品で、自分なりの夜神月を演じたことに感謝している」と期待に胸を膨らませている。

L役には、ミュージカル『ジェイミー』で主人公を演じた三浦宏規が抜擢。彼の演技は、静けさの中に秘めた狂気を巧みに表現し、観客を引き込むこと間違いなしだ。観劇者にとって、月とLの対決が持つ心理戦は見所の一つとなるだろう。

複雑な人間関係

大人気アイドルの鞘師里保が演じる弥海砂は、「死神」と「人間」それぞれの思いを抱えながらの切なる愛を表現予定。彼女の演技に対しても高い期待が寄せられており、アイドルとしての経験を活かしたパフォーマンスが観客の心を掴むことだろう。

また、夜神月の妹・夜神粧裕を演じるリコ（HUNNY BEE）や、父親役の今井清隆も注目される。彼らのパフォーマンスは、作品に新たな色を加える要素として、物語をより深く楽しむためのカギとなる。

定番のキャラクターたち

さらに、浦井健治が演じる死神リュークも特筆すべき存在だ。彼はかつて夜神月を演じた俳優として、一線を越えたキャラクターに挑む。これまでの経験を生かし、リュークとしての存在感を存分に発揮することでしょう。

死神レム役には濱田めぐみが戻り、8年ぶりの復活を果たす。彼女の演技は、複雑な感情を繊細に描くことによって、観客に深い印象を与えることができるだろう。