『真昼の星めぐり』
2025-10-15 13:42:48

新作ミュージカル『真昼の星めぐり』、東京初上演が迫る!

新作ミュージカル『真昼の星めぐり』、東京初上演の魅力



2025年10月、わらび座とヘラルボニーがコラボレーションし、新作ミュージカル『真昼の星めぐり』が東京で初めて上演されます。この作品は、障害を持つ方々と共に新たな文化の創造を目指すヘラルボニーとの共創によって誕生しました。

上演概要


東京公演は、2025年10月18日(土)から26日(日)まで、こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都渋谷区)で全14回予定されています。特に特徴的なのは、多様な観客層が楽しむための「鑑賞マナーゆるめの回」を設けていることです。これにより、障害の有無に関わらず、多くの人々に楽しんでもらえる舞台を実現します。

見どころ


このミュージカルの大きな魅力の一つは、視覚的な演出です。観客一人ひとりが持つ光が物語と呼応し、舞台と客席の境界が曖昧になる「光るボール」の演出が、観客を物語の中に引き込みます。また、11名のヘラルボニー契約作家によるアートが舞台を幻想的に彩り、独特の世界観を創出します。

さらに、わらび座が伝統とする民俗芸能とコンテンポラリーダンスが融合したシーンも大きな見所です。鹿踊りや太鼓のリズムが響き渡ることで、圧巻のパフォーマンスが生まれます。

ストーリーあらすじ


物語は、優等生の冴島あおいと、派手なグループに身を隠す青木めぐるの二人の少女が大きなドラネコに導かれ、不思議な国イーハトーブへ旅立つところから始まります。彼女たちは、そこで出会う動物や人々との交流を通じて、「失ってしまった大切なもの」を見つける冒険に挑みます。この旅の中で、彼女たちが得るものとは何か、観客はその過程を見守ることになります。

制作スタッフ


本作の脚本は德野有美が務め、鈴木ひがしが脚本と演出を担当しています。音楽は竹内聡、振付は江上万絢が手掛け、舞台美術には平山正太郎が関与しています。また、アクセシビリティの面でも株式会社precogが監修に関わり、誰もが楽しめる舞台環境の実現に向けた取り組みがされています。

わらび座の挑戦


1951年に設立されたわらび座は、芸術を通じた人々の生きる糧の創造を目指してきました。今回のAPAMAN株式会社との提携により、地域の暮らしと文化の発展を目指す新たな挑戦が始まります。アパマンショップとの統合を通じた活動が、地域社会に新しい価値をもたらすことが期待されています。

新作ミュージカル『真昼の星めぐり』は、ただの観劇ではなく、さまざまな人々の心に響くメッセージを届ける舞台となるでしょう。この機会にぜひ、観劇を楽しみにしてください。


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