クリスマスに寄付金3,700万円を471人の子供に届けたPEACEFUL PARK 2024

PEACEFUL PARK 2024 - あたたかなクリスマスの贈り物

2024年7月6日と7日、石川県で「PEACEFUL PARK 2024 for 能登 -supported by NTT docomo-」が開催され、震災からの復興支援がテーマとなりました。このイベントを通じて、アーティストたちが集結し、音楽の力を借りて被災地の人々を元気づける努力が展開されました。特にMISIAやGLAYといったアーティストたちのパフォーマンスが彩りを加え、観客の心を熱くしました。

イベントの目的と内容

「PEACEFUL PARK 2024」は、能登半島地震の復興支援を目的としており、約3,700万円の義援金が被災者に寄付されました。イベントでは、ライブパフォーマンスのみならず、チャリティグッズの販売や地元シェフによるフードイベント「PEACEFUL TABLE」、工芸品や特産品の販売をする「応援消費マルシェ」など、多岐にわたる取り組みが行われました。これにより、訪れた人々が能登を応援するきっかけを提供しています。

さらに、5月からはオンラインでの募金がスタートし、9月末まで多くの支援が寄せられました。このような活動を通じて集まった寄付金は、クリスマスに合わせて被災者に届けられることとなりました。

MISIAのメッセージとクリスマスのプレゼント

イベントの中心となったMISIAは、MC中に「私たちにできる大切な支援のひとつは、忘れないこと、そして想い続けることです」と語り、寄付の意義を強調しました。クリスマスには、被災地の子供たちに少しでも温かい気持ちを届けるために、3,000個のドーナツが用意されました。これらのドーナツは、金沢市発祥の「ウフフドーナチュ」の協力を得て、地域の特産品を使用した特別な商品です。

コーラスグループのQUMANOMIがサンタの衣装を身にまとい、子供たちにドーナツを手渡して笑顔を引き出す姿は、見ている人々にも感動を与えました。イベント当日、ドーナツを受け取った子供たちは「クリスマスプレゼントをありがとうございます」と喜びの声を上げました。

寄付金の内訳と結果

最終的に、PEACEFUL PARK実行委員会から寄付された金額は、全体で37,612,553円。内訳は、PEACEFUL PARK募金やグッズ売上から成り立っています。このように、地域の人々の支え合いが形となり、実を結びました。

12月26日には、イベントの成果について石川県庁を訪れ、県知事に報告する予定です。MISIAは寄付金を通じて多くの人々の気持ちが被災地に届くことを願っており、エンターテイメントの力で多くの人々がつながることの大切さを伝えています。