株式会社アイテックが新たな試験対策書を刊行
株式会社アイテックから、情報処理技術者試験に向けた新しい対策書籍が刊行されることが発表されました。2025年10月30日には『2026 応用情報技術者 科目Bの重点対策』、さらに2025年11月13日には『2026 情報処理安全確保支援士「専門知識+科目B」の重点対策』がリリースされる予定です。これらの書籍は、現在の試験形式の変更に対応しており、受験生にとって非常に重要な資料となることでしょう。
書名変更の背景
情報処理技術者試験の午後問題は長年にわたって好評でありましたが、2026年度からは試験方式が変更されることに伴い、書名が「科目Bの重点対策」に改められます。この変更は、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が2025年8月12日に発表したCBT(Computer Based Testing)方式への移行に対応したものです。これにより従来の「午前試験」は「科目A試験」、「午後試験」は「科目B試験」と呼称が改定されます。
新刊の特徴
新たに刊行される両書は、試験の出題範囲や問題形式が維持される中で、実務に必要な知識や技能をしっかりと確認・学習できる内容となっています。受験生が安心して使えるよう、既存の重点対策シリーズも2026年度の試験内容に対応しています。たとえば、『2025-2026 ネットワークスペシャリスト「専門知識+午後問題」の重点対策』等、さまざまな種類がそろっています。
新刊の詳細情報
1. 『2026 応用情報技術者 科目Bの重点対策』
- - 著者:小口 達夫 IT人材教育研究部
- - 本体価格:3,400円(税別)
- - 発売日:2025年10月30日
- - ISBN:978-4-86575-347-9
- - 電子書籍版も同時に発売
2. 『2026 情報処理安全確保支援士「専門知識+科目B」の重点対策』
- - 著者:三好 康之
- - 本体価格:3,700円(税別)
- - 発売日:2025年11月13日
- - ISBN:978-4-86575-348-6
- - 電子書籍版も同時に発売
また、アイテックは長い歴史を持っており、1983年の創業以来、42年間にわたり11,000団体以上の法人と130万人の皆様に教育サービスを提供してきました。このような実績を背景に、今後も日本の産業界のデジタル人材育成の加速に貢献していく意向を示しています。
今後の展望
アイテックは、「人間力を企業力に」をテーマにした教育事業に注力しており、これからも受験生や現場で求められるIT人材の育成に努めていくでしょう。特に、DX(デジタルトランスフォーメーション)や人材育成を通じて、企業や社会の発展に寄与することを目指しています。
この新刊が、情報処理技術者試験を目指す全ての人にとって、役立つ資料となることを期待しています。試験に向けた準備を始める良い機会ですので、ぜひ書店やオンラインでの購入を検討してみてください。