映画×食×ワインの体験
2026-02-26 10:56:49

食と映画が織りなす新たな体験、「ショートフィルムペアリングレストラン」開催レポート

映画、食、ワインが共鳴する特別な夜



2023年10月7日、東京・八重洲にて行われた「Future Stories on the Table ~ショートフィルム・ペアリング・レストラン~」は、株式会社ビジュアルボイスが主催し、ショートフィルム専門オンラインシアター「BSSTO」開設8周年を祝う特別なイベントでした。参加者は映画や食事、ワインを通じて、未来の物語を五感で体験しました。

このイベントの魅力は、映画と食、ワインがしっかりとコラボレーションしている点です。MCを務めたLiLiCoさんをはじめ、ミシュラン一つ星を持つ野田達也シェフと、サステナブルなワイン造りのトーレスのジル・セラ氏が登壇し、各々の専門的な視点からイベントを盛り上げました。

第1部:失われた光と再生


イベントの幕開けに上映されたのは、太陽の光が失われた社会を描くショートフィルム『日の光に包まれて』。LiLiCoさんは、この作品が持つ強いメッセージ性に感銘を受け、「少女の視線が地球環境について考えるきっかけを与える」とコメント。

この作品にペアリングされた料理は、野田シェフ特製の「大都市のシーザーサラダ」。使用されたレタスは水光栽培によるもので、食材の再利用をテーマにした創造的な一皿でした。LiLiCoさんは、素材そのものの味わいに驚き、料理のコンセプトに共感を示しました。また、共に提供されたトーレス社の「サングレ・デ・トロ・ブランコ」は、オーガニック農業を超えた再生型農業からのワインで、料理との相性も抜群でした。

第2部:野生との共存


この部では、カナダの白クマを描いたドキュメンタリー『Nuisance Bear(迷惑なクマ)』が上映され、LiLiCoさんが現代に生きる私たちとの共存の難しさについて語りました。これは、都市生活と自然との関わりを再考する機会を与えてくれました。

料理には、最新のアグリテックを用いて生産された椎茸を使った「椎茸の一口グラタン」が用意され、LiLiCoさんはその素材の凝縮された味わいを高く評価しました。この料理は、ただ消費するだけでなく、循環することを考慮した選択肢を示すものでした。ペアリングさ れたワイン「クロ・アンセストラル」は、気候変動を考慮して復興に取り組んできた古来品種を使用しており、その独特なフレーバーが印象に残りました。

第3部:海の神秘と価値の再発見


最後に上映されたアニメーション『Hybrids(ハイブリッド)』は、海洋生物と機械が融合した未来を描き、LiLiCoさんは、海の神秘と人間が直面する環境問題を結びつける印象を持ちました。

料理は、「森のチョウザメ」。この料理は、廃棄されがちな魚体を使用したサステイナブルな一皿であり、サイドには江戸川区の高倉農園からの小松菜が添えられました。トーレス社の「ヴィーニャ・エスメラルダ」は、料理のスパイスを引き立てる役割を果たしました。

終幕:ゴミのスープ


イベントの締めくくりとして振る舞われた「ゴミのスープ」は、切れ端の野菜を用い、シンプルな味わいでその複雑な価値を表現しました。ジル氏は、「驚くほど複雑で素晴らしい価値の昇華」と称賛しました。最終的に、LiLiCoさんは「今日が未来を考えるきっかけになれば」と締めくくり、参加者全員が心に深い余韻を残すこととなりました。

このように、映画、食、そしてワインが融合した特別な一夜は、「リジェネラティブ」というテーマを共有し、参加者それぞれの未来への視点を育てる素晴らしい機会となりました。


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