フリージャズのイベント
2025-11-18 13:45:32

日本フリージャズの歴史を紐解くトークイベントが横浜で開催!

日本フリージャズの根源に迫るトークイベント開催



イベント概要



2025年11月29日(土)、横浜のArt Center NEWにて、特別なトークイベントが開催されます。テーマは「『周縁』と『痕跡』から考える日本フリージャズ史」。このイベントでは、日本のフリージャズについて詳しく探る機会が設けられます。音楽の枠を超え、視点を広げる素晴らしい内容となっています。

出演者について



このトークでは、工藤遥、幅谷和眞、細田成嗣の三名が出演します。彼らはそれぞれ異なる専門分野を持ち寄り、日本フリージャズの歴史や文化を掘り下げていきます。

  • - 工藤遥:音楽文化学を修めた工藤は、フリー・ジャズ文化史の研究に尽力し、音楽書を扱う出版社「カンパニー社」の代表を務めています。最新の音楽や文化に関する深い知見を持つ彼の視点は、イベントにおいて貴重な役割を果たすでしょう。

  • - 幅谷和眞:東京藝術大学の特任助教である幅谷は、アーキビストとして領域横断的な芸術文化活動についてのドキュメンテーションに関わってきました。即興音楽に関する資料を収集し、ネットワークを構築する彼の活動は、フリージャズを知る上で欠かせない要素です。

  • - 細田成嗣:若手ライターで、フリージャズや実験音楽に関する執筆を手掛ける細田は、その独自の視点からフリージャズの概念を再考させる力を持っています。音楽の新たな可能性を探求する彼の言葉は、多くのリスナーに刺激を与えることでしょう。

日本フリージャズの歴史



富樫雅彦カルテットの誕生から60年を迎える2025年。日本初のフリージャズグループとしての存在は、参加メンバーや当時の批評家、観客の語りを通じて語り継がれてきました。意外にも、彼らの活動は音源としては残されていませんが、様々な「痕跡」が歴史を物語っています。

フリージャズは、古典的な音楽の枠を飛び越え、実験的なスタイルを追求してきました。そのため、音だけでなく、視覚や文脈に残された情報が、よりその本質を理解する鍵となるのです。このトークでは、アーカイブの役割に目を向けながら、批評、聴衆、写真、映像、さらには広告など、音楽にまつわる「周縁」の情報がどのように後世に残るのかを考察し、フリージャズの文化的な広がりについての洞察を深めます。

イベント詳細



  • - 日時:2025年11月29日(土)16:00~18:00(開場15:30)
  • - 場所:Art Center NEW(みなとみらい線新高島駅直結)
  • - 料金:前売り1,500円、当日2,000円
  • - 定員:30名
  • - 申込:YPAMチケットサイトにて販売中
  • - 主催:公益財団法人横浜市芸術文化振興財団
  • - お問い合わせ:横濱 JAZZ PROMENADE実行委員会(TEL 045-211-1510)

日本フリージャズの歴史に興味がある方は、ぜひイベントに参加し、貴重な資料をもとにした深い考察を体験してください。新しい発見やインスピレーションが待っています。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

関連リンク

サードペディア百科事典: 工藤遥 幅谷和眞 細田成嗣

トピックス(音楽)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。