ボウイの遺作『LAZARUS』
2025-05-16 15:17:18

デヴィッド・ボウイの遺作『LAZARUS』日本初演に向けた特別イベント開催!

デヴィッド・ボウイの遺作ミュージカル『LAZARUS』が日本初演!



伝説のロックスター、デヴィッド・ボウイが遺した最後のアルバムと互いに関連するミュージカル『LAZARUS(ラザルス)』が、いよいよ日本で初めて上演されます。この特別な作品は、2025年5月31日から6月14日まで神奈川・KAAT神奈川芸術劇場で開催され、ボウイの音楽と彼自身の独自の視点が融合した物語が私たちを魅了します。

ミュージカル『LAZARUS』とは



『LAZARUS』は、ボウイとエンダ・ウォルシュが手掛けた脚本で、1976年に公開されたボウイ主演の映画『地球に落ちて来た男』に触発されています。この劇では、地球に取り残された宇宙人トーマス・ニュートンがどのように自己の運命を模索し続けるのか、その姿が描かれます。ボウイが生前に語っていたテーマ、自己探求と魂の解放を織り交ぜた内容となっています。

日本版の演出は、数多くのウォルシュ作品を翻訳・上演している白井晃氏が担当し、主役のトーマス・ニュートン役には松岡充、そして謎の少女役には豊原江理佳が地元キャストとして出演します。劇中では、ボウイによって創作された楽曲が贅沢に盛り込まれており、「Lazarus」「No Plan」などのオリジナル曲に加え、彼の名曲17曲が感動を呼び起こします。

特別な音楽鑑賞イベントが開催



そんな中、5月14日には東京・ミッドタウン八重洲で「デヴィッド・ボウイ『楽曲鑑賞会』スーパー・オーディオ・ライブ」が行われました。来場者50名は、音楽評論家の立川直樹氏による深い解説とともに、最高級のオーディオシステムから流れるボウイの楽曲に浸るひとときを楽しみました。立川氏は「『Lazarus』は音楽劇であり、ボウイの偉大さを感じられる作品です」と観客に向けて語りました。

イベントでは、ミュージカルの象徴的な楽曲である「Lazarus」から始まり、「Space Oddity」や「Starman」など、ボウイの代表曲が次々に流れました。立川氏は「ボウイは常に時代を先取りしており、彼の音楽には楽しみが詰まっています」と観客に伝え、音楽の背後にあるボウイの思想や創造性の重要性を強調しました。

オーディオシステムの威力も体感



この特別な鑑賞会は、総額約1,000万円という高級オーディオシステムのもとで実施され、観客はボウイの曲を新たな感覚で体験しました。細部まで再現される音質に感動する声が続出し、ボウイが残したメッセージがダイレクトに届けられました。

日本初演を待ち望む声



日本初演に向けた盛り上がりが増す中、観客は『LAZARUS』の完成を心待ちにしています。立川氏も「この素晴らしい音楽劇がどんな影響を与えるのか、ぜひご体感ください」と期待を寄せました。564名が来場できるKAAT神奈川芸術劇場での公演は、5月31日から始まり、その後も大阪での公演も予定されています。

ぜひ、デヴィッド・ボウイが描いた物語の世界を体験し、その作り手としての情熱を感じてみてはいかがでしょうか。ボウイの音楽の力を再発見し、新しい感動に出会う貴重な機会となることでしょう。


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