コクヨ×くるりのビジュアル
2025-10-16 18:49:34

コクヨが手掛けるくるりのツアービジュアルは夢の記憶を映し出す

コクヨが手掛けるくるりのツアービジュアルは夢の記憶を映し出す



コクヨ株式会社のインハウス・デザインコレクティヴ「YOHAK DESIGN STUDIO」が、ロックバンド「くるり」の新たなツアービジュアルを制作しました。今回の仕事は、2025年に30周年を迎えるくるりとのコラボレーションとして行われたもので、特に印象深いデザインが展開されています。

このビジュアルは、2025年10月にコクヨが迎える120周年を前に発表されました。コクヨは「好奇心を人生に」をコーポレートメッセージとして掲げており、「YOHAK DESIGN STUDIO」では、新しい価値観を持つアートとデザインの調和を追求しています。関西を拠点にするバンド「くるり」とのコラボは、この哲学を具現化したものとして位置づけられています。

記憶と夢の交錯を表現



制作されたツアービジュアルは、複数の時間軸が交錯するようなデザインが施されています。東急プラザ原宿の「ハラカド」で運営されているプリンティングレーベル、「COPY CORNER」のリソグラフプリントを用いており、夢や記憶のフラッシュバックを想起させる独創的な仕上がりが特徴です。

ビジュアルには過去のライブ写真が採用されており、観る者にくるりの30年間の軌跡を感じさせます。その中で、下部に配置された文字組みは、これまでの道のりをリズムよく振り返るような感覚を与えることで、さらなる探求の旅が続いていくイメージを強調しています。

具体的には、全15公演それぞれに異なるグラフィックが採用されており、色合いや質感が変化するバリエーションも展開されています。これにより、観客一人ひとりが参加するツアーとしての特別感を際立てています。

クリエイティブディレクターと制作チーム



制作にあたり、クリエイティブディレクションを担ったのは「YOHAK DESIGN STUDIO」の安永哲郎と佐々木拓。アートディレクションとデザインは鳳崎優和が担当し、印刷は「COPY CORNER」が手がけました。このコラボレーションは、くるりの30周年を祝うだけでなく、コクヨのデザイン哲学を体現したものとして、多くの支持を受けることが期待されています。

また、共同クリエイティブディレクターとして「くるり」の花井優太が名を連ねており、アーティストと企業の垣根を越えた新しいクリエイティブが形成されています。

来年のツアーに向けて



このツアー「くるりツアー25/26 ~夢のさいはて~」は、2024年11月に開始される予定で、ファンにとって著しいイベントになることが見込まれます。コクヨとくるりのコラボレーションは、単なるデザインに留まらず、音楽とアートの新しい可能性を探求する試みとして、注目されるでしょう。

来年の音楽博覧会「京都音楽博覧会2025」への協賛も行われており、これからも多くのクリエイティブな取り組みが期待されます。コクヨの好奇心が生み出す新たな世界観に、ファンは心を躍らせることでしょう。


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