SNSで話題の「くまみ」が初の書籍化！心を支えるエッセイ集

SNSで話題沸騰中の「くまみ」の書籍が登場！

最近、SNS（旧Twitter）で総インプレッション4300万回という驚異的な数字を記録した「くまみ」が、ついに書籍として刊行されます。2024年12月26日、徳間書店から出版されるそのタイトルは『体調…じゃなくて気分が悪いのでお休みします。あなたが今日を生きのびるための58のヒント』です。この書籍は、心に抱えたもやもやを優しくほぐすコミックとエッセイの融合といえる一冊です。

著者の孤太郎氏は、日常生活や人間関係におけるストレスを巧みに描き出し、読者が共感できる内容に仕上げています。彼のマンガによって明らかにされるのは、社会の中で生きていく上でのモヤモヤや不安感です。「頑張っているのに結果が出ない」「周囲の成功が気になる」といった、心に秘めた思いを引き出し、優しく受け止めてくれる貴重な存在となることでしょう。

58の心のヒント

本書では、特にモヤモヤした気持ちを抱く方に向けて58のヒントが提供されています。各ヒントは、日常生活におけるちょっとした教訓や、自分自身を見失いがちな場面での対処法にフォーカスされています。たとえば、Chapter1では「なんだかうまくいかない」と感じるときに遭遇する思考パターンを提示し、特に頑張りすぎて疲れている自分に優しく寄り添います。

また、Chapter2では「不安に飲みこまれそうになる日」をテーマにし、未来について過剰に考えてしまう心の動きに対処する具体的方法が示されています。周囲の目を気にして疲れ切ってしまう方には、Chapter3が最適と言えます。「嫌われたかも」と考えがちになる心の葛藤を描き、周囲の空気を読みすぎることによるストレスを軽減する手助けをしてくれます。

さらに、Chapter4では「心がすり減る人間関係」を取り上げ、距離感を取る難しさや「いい人」を演じることへの疲れに光を当てています。これらのヒントは、単なるアドバイスに留まらず、心に寄り添う「読むお守り」としての役割を果たします。

著者の思い

著者の孤太郎氏は、書籍発売の前にこのように語っています。「人に気を遣いすぎて疲れてしまう日や、『大丈夫』と言えない自分を責めてしまう日は誰にでもあります。当書は、そんな心が少し弱っている瞬間に寄り添う存在でありたいと思って書きました」。彼の言葉には、読者に寄り添う温かさが感じられ、力を抜きたいときに手に取りたくなる一冊です。