地域振興と障害福祉を考えるセミナーのアーカイブ配信

地域振興と障害福祉：アートで創る輝く居場所

2024年10月に開催された「アート・コンテンツと地域振興シリーズvol.6」のオンラインセミナーが、アーカイブ映像として無料配信されます。このセミナーは、株式会社クリーク・アンド・リバー社（C&R社）が主催し、インディペンデント・ディレクターの杉浦幹男氏によるモデレーションのもと、障害福祉に関連したテーマを深めています。

障害福祉＋アートの重要性

近年、地域や自治体で文化政策を活用した振興施策が注目を集めています。しかし、様々な課題が存在し、特に「文化政策の成果を測るのが難しい」との声がしばしば聞かれます。また、地域の関係者間での知識や理解度に大きな差があることも問題視されています。C&R社は、この課題解決に向けたセミナーを開催し、参加者に有意義な知見を提供しています。

今回のセミナーでは、横浜市の生活介護事業所「カプカプ」のサービス管理責任者であり、演劇ライターの鈴木励滋氏をゲストに招き、多様な観点から議論が繰り広げられました。障害者福祉とアートを結びつけることで、個々の輝きを引き出す居場所の創出がどのように可能であるかを探ります。

社会包摂と文化芸術の関係

近年、社会包摂（ソーシャル・インクルージョン）の観点から、文化芸術が重要な役割を果たすことが認識されています。弱者とされる人々を排除から守り、共に支え合う仕組みが必要です。文化芸術はそのインターフェースとして機能し、地域のコミュニティにおける共生社会の実現に寄与するのです。

本シリーズは全4回にわたり、文化芸術を通じた社会包摂の取り組みをテーマに、多様なゲストが参加しました。これから社会に向けた様々な活動が期待されます。