新たな時代の幕開け、マンガアニメ市場調査が始動。報告会での発表が待たれる

マンガアニメの新たな潮流がここに

2025年1月14日、一般社団法人MANGA総合研究所が重要な局面を迎える。彼らは、マンガやアニメを起点としたIP（知的財産）の市場調査データの販売を開始する運びとなった。このデータは、現在のマンガアニメ市場の実態を明らかにするだけでなく、今後の展開に対する指針ともなりえる。

市場調査の背景

2024年に発足したMANGA総研は、これまであまり行われていなかったマンガやアニメを通じたIP市場の横断的な調査を試みている。これにより、業界内外の関係者が抱える課題解決や新しいビジネス展開のヒントを提供することを目的としている。特に注目すべきは、発売初日にあたる2025年1月14日より提供される調査データだ。

調査の内容とアプローチ

第0回マンガ・アニメIP市場調査では、以下の3つの視点から情報を収集し、解析が行われた。まず一つ目は、グローバル市場の規模に関する調査だ。日本のコンテンツの海外市場規模は4兆6,882億円と報告されており、特に「マンガ・アニメIP」に焦点を当てた独自の数値が算出される予定となっている。

二つ目は、IPパワーランキングであり、こちらでは認知度やファンの熱意、収益性などを軸に個々のマンガ・アニメIPが評価された。最終的には、TOP25のリストが作成され、業界全体のトレンドを把握する手助けとなる。

三つ目は、個別のIP調査であり、人気のある作品について具体的な市場規模やトレンドが分析される。調査対象として『呪術廻戦』『ONE PIECE』『名探偵コナン』などが挙げられており、それぞれのIPがどれだけの市場を形成しているのかを探るチャンスとなる。

購入者特典と報告会

販売内容には、調査結果の資料に加え、2025年1月16日に開催される報告会への招待が含まれており、ここでは最新の調査結果が生で発表される予定だ。イベントには先着40名の参加者が集まり、直接的な意見交換やネットワーキングの機会が提供されることになる。

さらに、報告会の模様はアーカイブ動画としても販売されるため、参加できなかった方々にも情報が提供されることとなる。