次世代型衛星のペーパークラフトが登場!
スカパーJSATは、教育をテーマにしたエデュケーションサイト「SPACE PEDIA」で、次世代型フルデジタル通信衛星「Superbird-9」のペーパークラフトを公開しました。この取り組みは、特に小学生以上の子どもたちを対象にしており、宇宙や人工衛星について楽しみながら学ぶことができる機会を提供しています。
宇宙への第一歩
今まで数多くの教育機関や企業が子どもたちに向けて宇宙教育の重要性を訴えてきましたが、スカパーJSATもその流れに乗り、このペーパークラフトを通じて子どもたちに宇宙への夢を与えようとしています。このペーパークラフトを組み立てることで、「Superbird-9」の実際の形状や、アンテナの配置、さらにはその主要機能についても理解することが可能です。
簡単で楽しい
「Superbird-9」のペーパークラフトは、デザインが精巧であるにもかかわらず、子どもたちが簡単に作成できるように配慮されています。ハサミや糊を使って組み立てるため、幅広い年齢層の方々が楽しむことができます。特に小学生向けには、各パーツの組み立て方をわかりやすく説明したガイドが用意されており、写真付きで手順やポイントが示されています。初めて挑戦する方でも安心して取り組める内容となっています。
Superbird-9とは
「Superbird-9」は、スカパーJSATが初めて手掛ける次世代のフルデジタル通信衛星です。この衛星はフランスのエアバス社が製造しており、打ち上げ後にも軌道上でサービスエリアや伝送容量、周波数を柔軟に変更できる特徴を持っています。この特性により、将来の通信需要の変動に柔軟に対応できる運用が可能になると言われています。2027年には、SpaceX社の大型ロケット「Starship」によって打ち上げられる予定で、運用開始後は15年以上にわたって使用される見込みです。
SPACE PEDIAの取り組み
「SPACE PEDIA」は、スカパーJSATが35年の宇宙ビジネスの知識をもとに、子どもたちが宇宙や人工衛星に対する好奇心を育むために開設しました。このサイトには様々なコンテンツがあり、例えば「もしも、人工衛星がなくなったら!?」という重要性を学ぶものや、一問一答形式で疑問を解決できる「宇宙図書館」、漫画形式で人工衛星の仕組みを学ぶ「スカパーJSATのゆかいななかまたち」など、多岐にわたる情報が届けられています。
さらに、スカパーJSATは子ども向け社会体験アプリ「ごっこランド」において、同社の事業をテーマにしたゲームを配信しており、「海のクレヨン」や「山のクレヨン」といった衛星写真を基に制作したアートプロジェクトも展開して、お子さんたちに宇宙についての理解を深めてもらっています。
今後の展望
今後もスカパーJSATは、次世代を担う子どもたちが宇宙や人工衛星についての興味を持ち、探求していけるような新たな取り組みを継続していくようです。こうした活動が、未来の宇宙開発を担う人材育成に寄与すると期待されています。
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