懐かしの学年誌ウルトラふろくが一冊に大集合!
今年はウルトラマンシリーズが誕生してから60年、さらに『小学一年生』が100周年を迎える記念すべき年です。この特別な年に、小学館クリエイティブから新刊『学年誌 ウルトラふろく大全』が11月28日(金)に登場します。本書は、昔の学年誌に付属していたウルトラふろくを網羅しており、ウルトラマンファン、そして昭和の懐かしさを感じたい人にとって、見逃せない一冊となっています。
誕生の背景と内容
『学年誌 ウルトラふろく大全』は、著者秋山哲茂氏、監修は円谷プロダクションが手掛けています。本書では、1960年代から1980年代にかけての学年誌に登場したウルトラマンシリーズのふろくを徹底的に集めています。懐かしの組み立てふろくの写真だけでなく、収録号の記事や次号予告、関連の箱絵までをも収録し、当時の雰囲気を鮮やかに再現しています。
当時の学年誌は、ふろくの豪華さや独自性が競われ、多くの子供たちに夢を与えてきました。中でも『小学一年生』は1973年には128万部に達し、全小学一年生の約70%が購入していたとされています。本書では、当時の賑やかで華やかな学年誌の世界へと皆様を誘います。
200点以上のふろくとコラム
さらに本書には、200点以上のふろくが収録されています。『小学一年生』だけでなく、『めばえ』や『幼稚園』などの幼児雑誌に付録されたふろくも網羅しており、特撮ファンや昭和の子供たちにとって至福のコレクションとなることでしょう。また、円谷作品以外のふろくや、他作品とのコラボなどの情報も盛り込まれており、読み応えのあるコラムも充実しています。
1970年人気ふろくの復刻と体験
注目すべきは、1970年の『小学一年生』に掲載された人気ふろく「ウルトラかいじゅう大パノラマ」が復刻されている点です。この復刻版は、実際に組み立てて楽しむことができる上に、横幅約50cmの大きさで、当時のスケール感をそのままに楽しむことができます。子供の頃に夢中になったあの感触が、再び蘇ります。
ふろくの思い出と著者の熱い想い
著者の秋山氏は、ウルトラマンシリーズがいかに学年誌を彩ったのかを強調しています。本書を通じて、ウルトラマンや他の作品に関連するふろくに触れ、自由な発想と遊び心を感じてもらいたいとのこと。実に1700冊以上にわたる学年誌を対象に、ウルトラマンシリーズのふろくを年代順に整理しています。
まとめ
『学年誌 ウルトラふろく大全』は、懐かしさを感じるとともに、新たな発見も楽しめる内容となっています。ウルトラマンファンや懐かしの思い出を大切にしたい方々にとっては、ぜひ手に取ってほしい一冊です。特に、昭和時代に育った多くの人々に、当時の記憶やワクワク感を思い出させてくれることでしょう。